水に濡れたiPhone 7は充電する前に5時間以上開けること。Appleサポートが告知

iPhone 7に防水性能はあるが……。Appleより。

 『iPhone 7』は完全防水ではないことは以前の記事でお伝えしましたが、AppleがサポートページにてiPhone 7の耐水性能と防塵性についての注意事項を告知しています。

iPhone 7を故意に水に浸さないで

 iPhone 7を液体による損傷から守るために、Appleは次のことを行わないでくださいとしています。

  • iPhone 7 または iPhone 7 Plus を付けたまま泳いだり入浴したりする
  • iPhone 7 または iPhone 7 Plus に水圧が強い水や流速が大きい水をかける(たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
  • iPhone 7 または iPhone 7 Plus をサウナやスチームルームで使う
  • iPhone 7 または iPhone 7 Plus を故意に水に浸す
  • iPhone 7 または iPhone 7 Plus を推奨される温度範囲外または湿度が非常に高い環境で操作する
  • iPhone 7 または iPhone 7 Plus を落とすなど、衝撃を与える
  • iPhone 7 または iPhone 7 Plus を解体する(ネジの取り外しなど)

 「水圧が強い水」や「分解」は多くのユーザーもNGだと想像していたとは思いますが、「iPhone 7を付けたままの水泳や入浴」、「水に浸すこと」がそもそもNGだとはあまり考えていなかったのではないでしょうか。

 とくに「水に浸す」は我々のようなメディア側が率先して行っているため、試してみたくなる人もいることでしょう。でも、それは故障の原因になります。

濡れた場合は充電まで5時間以上、間を開ける必要

 また、注目すべきは濡れたあとの対処です。Appleは

iPhone が濡れているときにアクセサリを使用したり、iPhone を充電したりすると、本体が損傷するおそれがあります。充電したり Lightning アクセサリを接続したりする前に、5 時間以上間をあけてください

出典:取り扱いに関する重要な情報 - iPhone

 としています。

 報道の事例では「よく拭くこと」、「完全に乾くまで充電しない」とありましたが、Appleが規定するその状態に至るまでの時間は5時間です。夜にお風呂に入る日本人にとっては、入浴から寝るまでに5時間も開けるのは難しいことでしょう。

 もちろん5時間以上開けなくても、しっかりと乾いていれば大丈夫だとは思います。しかし、それで故障した場合は保証の対象外です。ちなみにその場合の修理代はiPhone 7で32,000円、iPhone 7 Plusで34,800円かかります。

 iPhone 修理サービス料金 - Apple サポート

メディアの「防水」を信じ込まないことが大事

 iPhone 7のことをメディアが取り上げる場合、どうしても「防水」とうたってしまいます。なぜなら、それが読者から一番注目を集めるからです。そしてiPhone 7には「IP67等級の防水性能」があります。

 公式には耐水だとしても、広義の防水ではあるわけです。つまりここで「ウソは言ってない」という理論が成り立ちます。だからメディアは「防水」をうたいます。

 しかし、受け取る側はどうでしょうか? 「防水」と言われると、「お風呂やレジャーでも大丈夫なんだ」と思ってしまうのが普通だと思います。けれども水濡れ故障は保証の対象外です。

 そのことを十分に理解したうえで、iPhone 7を水場で利用しましょう。メディアからの情報を鵜呑みにせず、まずは自分で公式からの発表を調べることをオススメします。ちなみに筆者のiPhone 7はまだ届きません……。