女子バレー韓国代表の“美人双子”、「汚い臭い」過去言動で代表資格まで剥奪の理由

女子バレー韓国代表のイ・ダヨン(写真:松尾/アフロスポーツ)

女子バレー韓国代表の“美人双子”として、日本でもその名を知られるイ・ジェヨンとイ・ダヨンがピンチだ。

韓国プロバレー「Vリーグ」では無期限の出場停止処分を受け、韓国代表資格まで剥奪されている。

所属チームの興国生命ピンクスパイダーズはもちろん、女子バレー韓国代表の主力であるスター選手だけに、その衝撃は現在進行形で広がっている。

中学時代の“言動”が原因

実力はもちろん、ビジュアルもよくて韓国女子バレーの“新たなアイコン”ともされていたイ・ジェヨンとイ・ダヨン。その活躍はコートの中だけにとどまらず、テレビ出演や雑誌グラビアなど多岐に渡ってきた。

(参考記事:「この世の美貌じゃない」“美人双子”イ・ジェヨン&イ・ダヨンが雑誌で見せた圧巻ビジュアル

そんな2人を窮地に追い込んだのは、他でもなく2人の“過去の行い”だった。

最近、ネット上に「現役バレーボール選手からの校内暴力被害者です」との暴露文が投稿された。それによると、作成者は中学時代、イ・ジェヨンとイ・ダヨンから暴力や嫌がらせを受けたという。

その内容は「一緒に宿舎を利用した際、“任せた仕事をしなかった”という理由でナイフで脅迫された」「“汚いから”、“臭いから”と、隣に来るなと言われた」「事あるごとにお金を取られ、腹をつねられたり、口を叩いたり、集められて拳で頭を殴られたりした」「両親の悪口を言った」といった驚きのものだった。

作成者は他にも、「加害者(イ・ジェヨンとイ・ダヨン)は自分たちだけが加害者になりたくないからと、ほかの被害者たちにも悪い行動をさせた」と暴露している。

相次ぐ学生時代の過ちの暴露

韓国では近年、芸能人や著名人の学生時代の過ちが暴露されるケースが目立っている。俳優タレント、K-POPアイドルと様々な有名人の加害事実が明らかとなり、その騒動で番組降板や活動自粛に追いやられた人も少なくない。スポーツ選手も同様だ。

つい最近もオーディション番組『ミス・トロット2』に出演したチン・ダルレが過去の校内暴力疑惑に包まれ、出演を辞退。プロ野球界でも昨年、金海(キメ)高校出身の投手キム・ユソンが校内暴力の加害者とされ、1次指名したNCダイノスが指名を撤回する事態が発生した。

それだけに「またか」といった見方もあるが、今回は韓国女子バレーの顔ともいえる双子姉妹のスキャンダルだけに、衝撃は大きい。

人気選手であっただけにテレビ出演も多く、tvNのバラエティ番組『You Quiz on the Block』が再放送からイ・ジェヨンとイ・ダヨンの出演回を削除すると発表し、E channelのバラエティ番組『遊ぶお姉さん』(原題)やチャンネルAのバラエティ番組『アイコンタクト』も、両選手の再放送の配信を一時中断している。

東京五輪にも出場できない?

イ・ジェヨンとイ・ダヨンは疑惑が浮上すると、2月10日に手書きの謝罪文を公開している。

そこには「学生時代、一緒に汗を流し運動した仲間たちに、幼い心で大変な記憶と傷を与える言動をした点について、深くお詫びいたします」(イ・ダヨン)、「良い記憶だけを持つべき時期に、自分のせいで被害を受け、つらい記憶を残したことを、今一度謝罪します。私が間違っていました」(イ・ジェヨン)と綴られていたが、批判は今も続いている。

むしろ2人の試練は、これから始まるといったほうが正確かもしれない。

前述した通り、すでにイ・ジェヨンとイ・ダヨンはプロリーグで、無期限出場停止処分を下されている。断然の優勝候補で、首位を独走していた興国生命スパイダーズも3連敗を喫するなどピンチを迎えた。

さらに韓国バレーボール協会(KVA)の関係者は2月15日、「球団側で懲戒処分を下し、協会と協力関係にある韓国バレーボール連盟(KOVO)も懲戒処分を検討している。協会は国家代表選抜において、校内暴力の加害者は無期限除外する方向でまとめた」とした。

一口に言ってしまえば、韓国代表のメンバーに当分の間、選ばないということだ。

イ・ダヨンは韓国代表のセッターであり、イ・ジェヨンもエース級のアタッカーだ。だが現在の雰囲気が続けば、今年7月に予定されている東京五輪の出場も叶わない。

そうなれば1976年モントリオール五輪の銅メダル以来、45年ぶりのメダル獲得を目指す女子バレー韓国代表にとっても、大きすぎる痛手のはずだ。

だが、学生時代の校内暴力は、その人物の人間性と深く関連した問題であるだけに、韓国では非常に大きな拒否感につながる。何よりも美人で爽やかな印象を持たれていたイ・ジェヨンとイ・ダヨンだけに、落差はすさまじい。

いずれにしても身から出た錆であるだけに、2人は反省と後悔の時間を過ごすしかなさそうだ。