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元SKE48の三上悠亜が語る、韓国でのアイドルデビュー裏話とK-POP愛

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
三上悠亜(写真提供:キュンクリエイト)

元SKE48のメンバーで、現在はセクシー女優として活動する三上悠亜。

三上は今年3月、同じくアイドル出身でセクシー女優の松田美子、桜もこと結成したK-POPガールズグループ「HONEY POPCORN」(ハニー・ポップコーン)のメンバーとして、韓国でアイドルデビューを果たした。

HONEY POPCORNはデビュー前から韓国で話題を集め、最近は男性誌『MAXIM KOREA』に登場して関心を集めた。

(参考記事:日本のセクシー女優K-POPアイドル「HONEY POPCORN」が熟練の水着グラビア披露!!

『MAXIM KOREA』といえば、歌手でグラビアアイドルの篠崎愛が2016年2月号で表紙を務め、大胆なグラビアを披露して予約分だけで品切れになったこともある人気男性誌。その『MAXIM KOREA』に登場したことからも、HONEY POPCORNが知名度と人気を広げていることがうかがえるだろう。

そんなHONEY POPCORNの現在の活動については前回のインタビューで紹介したが、グループのリーダーを務める三上悠亜は、どんな思いを持って韓国で活動しているのか。

HONEY POPCORNのデビューから約5カ月が経った現在の心境を訊くと、三上はこう口を開いた。

デビュー前から“K-POP好き”を公言

「大好きなK-POPの世界でアイドルとして活動できて、とても幸せです」

三上悠亜はHONEY POPCORNのデビュー前からK-POP好きを公言し、自身のSNSやYouTubeでK-POPのカバーダンスなどを披露してきた。それだけに、韓国でのアイドル活動には充実感を感じているという。

(参考記事:韓国でも大人気のAV女優・三上悠亜。2018年の目標はK-POPアイドルデビュー!?

「この前は、新大久保でHONEY POPCORNの歌が流れていたと友達に教えてもらってうれしかったなあ。韓国の街中で私たちの歌が流れているという話も聞いて、憧れのK-POPアイドルに本当に自分がなったんだって実感しています」

そもそもK-POPのどんなところに魅力を感じたのか。本人は「K-POPには、独特の魅力があると思うんです」と話す。

「私はApinkの歌を聴いたのがきっかけでK-POPにハマったんですが、K-POPは世界観がすごいですよね。グループや楽曲のコンセプトが作り込まれていて、ミュージックビデオもまるで映画みたい。一人ひとりの歌やダンスのクオリティも高いから、世界観に引き込まれてしまうんです」

三上悠亜は日本でアイドル活動をしていたこともある。K-POPアイドルと日本のアイドルは、どのような違いがあるのか。

「日本には、身近でフレンドリーなイメージのアイドルが多いですよね。それに対して、韓国のアイドルはどこかファンからかけ離れた存在に見える。“この人たちは本当に実在するのか?”と思ってしまうほどです。そんな非現実的なK-POPの世界観が私は好きですね」

韓国でも人気のある日本のセクシー女優

世界観に魅了され、K-POPにハマったと話す三上悠亜。

ただ、当然ながら、見るのと実際にやるのとでは大違いだろう。K-POP好きだからといって、K-POPアイドルとして通用するかといえば、それほど甘い世界ではないのが現実だ。

もともと、日本のセクシー女優は韓国でも人気が高い。最近は日本のAVをパロディしたガールズグループも登場しているほどで、三上悠亜も昨年10月にファンミーティングを開催していたが、HONEY POPCORNはあくまでK-POPアイドル。ダンスや歌、トークなど、韓国で認められるために乗り越えなければならない壁は少なくないだろう。

(参考記事:【画像&動画】日本のAVをパロディした韓国ガールズグループが話題「本物みたいで一瞬焦った」

それは彼女自身も自覚している。実際、グループ結成が決まった昨年夏からは、歌やダンスも韓国のスタッフからレッスンを受けており、韓国語の習得にも必死で取り組んでいるという。

「本当は韓国語のレッスンも受けたいのですが、スケジュールが合わなくて、いまは参考書を読んだり、韓国の知人に教わったりしながら、独学で猛勉強しています。先月のファンミーティングの前からは毎日、韓国語で日記をつけているんですよ。

幼稚園児が書くような5行ぐらいの日記ですが、そのおかげか、少しは上達した気がします。ファンミーティングでは韓国語のトークにも挑戦しましたが、盛り上がってもらえてうれしかったですね」

(参考記事:【画像】セクシーすぎるユニ姿も話題のHONEY POPCORNが“19禁”ファンミーティングを予告!!

そう聞いて、筆者も韓国語で「三上さんは韓国語をどのぐらいできますか?」と訊ねてみたところ、三上は質問をしっかり聞き取り、「チョグムマン(少しだけ)」と照れながら答えてくれた。

取材中の三上悠亜(写真:著者撮影)
取材中の三上悠亜(写真:著者撮影)

日頃の努力が実を結んでいることが伝わってきたが、最近はK-POPアイドルのトーク術なども研究しているという。

「好きなアイドルが出演しているバラエティ番組などもよく観ています。韓国語を勉強しているうちに、会話の内容も少しずつわかるようになってきたのですが、韓国のアイドルのトークを見ていて学ぶことも多いですね。

例えば、アイドルグループでもギャグ担当のメンバーは、日本のアイドルでは考えられないぐらい体を張ったり、全力で笑いを取りにいったりする。ここまで全力でやらなきゃいけないんだなあって、勉強になりますね」

大好きなK-POPの世界で成功するために、さまざまな努力をしていると明かした三上悠亜。

HONEY POPCORNの活動にかける三上の本気度が伝わってきた。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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