超有名K-POPアイドルが日本式のラーメン店で月商9億を稼いでいた!!驚きの秘訣とは?

(ペイレスイメージズ/アフロ)

韓国のアイドルたちは歌って踊るだけで稼いでいるわけではない。近年、韓国では二束のわらじを履くK-POPアイドルが増えている。

例えば、現在兵役のために活動休止中のBIGBANGのG-DRAGONは、「PEACE MINUS ONE」というファッションブランドを立ち上げてファッション界でも存在感を放っている。

兄妹デュオ“楽童ミュージシャン”のスヒョン、f(x)のルナ、Apinkのボミなどは、アイドル活動の傍ら、ファンとの交流だけではなく動画の広告収入という“二兎”を追って、ユーチューバーとしても活動している。

(参考記事:YouTubeこそ我らの新天地!? K-POPアイドル・芸能人が次々とユーチューバーになる理由

そんな商魂たくましいK-POPアイドルの中でも特に注目したいのは、BIGBANGのV.Iだ。BIGBANGのメンバーたちの中でも特に起業家意識が高いとされるV.Iは現在、ワッフル専門店、人材派遣会社、HIPHOPラウンジ、ナイトクラブなど、幅広いビジネスを展開している。

とりわけ業績を伸ばしているのが、ラーメンチェーン「アオリの神隠し」だろう。2016年12月に1号店をオープン以来、わずか1年半で韓国40店舗、海外でも日本、中国、ベトナム、マレーシアなどにも店舗を構えているほどで、その数は実に45店舗に上るというのだ。

しかも、その月商もケタ外れ。先日V.Iは韓国のバラエティ番組『醜い私たちの子』に出演した際、「アオリの神隠し」の売上を明かしているのだが、なんでも1店舗当たりの月商が2億ウォン(約2000万円)ほどになるという。

全店舗の売上をざっと計算すると、月90億ウォン(約9億円)。V.Iは「全部自分のものではない。加盟店もある」と謙遜したが、短期間でそこまで急成長させたのだから大したものだ。

ラーメン愛もスゴい。韓国ではかなり前から日本のラーメンがちょっとしたブームで、筆者もとある韓国中堅俳優の所属事務所から「Aが東京都内にあるラーメン屋を気に入り、韓国で出店したがっている」という相談も受けたことがあるが、日本のラーメン・マニアだったV.Iは自ら日本全国のラーメン屋を巡りながら味を研究したという。

(参考記事:韓国で人気爆発中の“日本式ラーメン” 韓国人の味覚に合う日本の意外なチェーン店とは!?

また、フランチャイズ展開にも対応できるよう日本にスープ工場を設置したり、店舗レイアウトには韓国では珍しい1席区切りシステムを採用するなどの工夫も行なったという。

そうした準備を重ねてオープンした「アオリの神隠し」も、一時は危機に陥った時があった。以前、V.Iが書き込んだInstagramの投稿がきっかけで、“ラーメン放射能汚染疑惑”なる、とんでもハプニングも起こっている。

また、ラーメンには日本から仕入れる醤油が使われているなど、かなりこだわっているそうだが、台風の影響で2週間ほど日本からの仕入れがストップしてしまったこともあったという。

そんな危機に見舞われるたび、V.Iは十数名以上に上る社員たちにこう発破をかけたという。「我々はディフェンダーだ。ゴールを決めようとせず、うまく守りきろう」。K-POPアーティストとして世界的人気を誇るBIGBANGのメンバーでありながら、V.Iは頼れるビジネスリーダーの顔を持つわけだ。

もっとも、V.Iは生まれながらにビジネスの才覚があったわけではないという。

韓国メディア『MKニュース』によると、知人に紹介された不動産やあまり興味のない家電製品に投資して失敗した経験があり、その経験を通じて“欲”や“過剰な自信”が失敗につながることを学んだという。

多くのK-POPアイドルがさまざまな副業に手を出して成功と失敗を経験しているが、V.Iもまたそうした苦い経験を経て現在に至るわけだ。

(参考記事:本業よりも稼ぐ”本末転倒”なケースも!? 副業に忙しい韓国スターたち

「新規事業を検討する際にはSWOT分析をかならず行う」というV.I。その言葉には実業家としての素質と意欲も伺わせるが、本業の音楽のほうでも注目だ。

年内に入隊を控えているV.Iは、この夏にラストスパートを掛ける。7月20日にはソロアルバムをリリースし、8月には日本ソロツアーを開催するという。副業が好調な中でいかに本業の音楽で魅せて、兵役という名の“しばしの別れ”を迎えるか。

K-POPスターだけでなく、韓国を代表する起業家の1人になりそうなV.Iの活躍には、今後も注目したいところだ。