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美女ゴルファーの活躍だけではなかった!! 韓国で“ゴルフ人口”が増えているワケ

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
(写真提供=KLPGA)アン・シネ

韓国のゴルフ人口が増えているという。

『GOLF ZONE』社とリーサチ会社マクロエンブレインが韓国の成人男女5000人を対象に行った調査によると、韓国のゴルフ経験者は23%。韓国全体の20~69歳(3629万人)に当てはめると、836万人がゴルフ経験者ということになる。2016年調査に比べて、35万人増えた。

特に「よくゴルフを楽しむ人」は約469万人に上り、前年対比82万人も増加している。ここ6年でもっとも高い上昇幅だという。

“美女ゴルファー神セブン”など女子ゴルフが人気

韓国にはイ・ボミやキム・ハヌルら“美女ゴルファー神セブン”をはじめ人気選手が多く、彼女たちの活躍がゴルフ人気を支えるひとつの要因でもあるだろう。

(参考記事:イ・ボミとキム・ハヌルだけじゃない!! 韓国美女ゴルファー“神セブン”は誰だ!?

実際に韓国女子ゴルフは今季こそ若干減ったものの、昨季まではツアー賞金総額が右肩上がり。その賞金総額は発足28年で251倍になったとされている。

ただ、興味深いのはここからだ。

韓国の「ゴルフ人口」の中身を見てみると、「ゴルフ場で楽しんでいる人」は264万人(前年比37万人増)。それに対して、「“シミュレーションゴルフ”を楽しんでいる人」は66万人増の351万人に上るというのだ。

ゴルフ場派の倍近く、シミュレーションゴルフ派が増えていることになる。

イ・ボミやアン・シネも開設

そんな現状を知ってか知らずか、韓国美女ゴルファーたちもシミュレーションゴルフを開設していることをご存知だろうか。

例えばイ・ボミは、2013年に京畿道の水原市に“イ・ボミのスクリーンゴルフ”という名称で、990平方メートル規模の大型シミュレーションゴルフ場を開設。韓国のゴルフ好きたちの間で、非常に人気が高いそうだ。

(参考記事:賞金女王イ・ボミにも意外な副収入!? 韓国女子ゴルファーたちの副業と“財テク”

イ・ボミに限らず韓国女子ゴルファーの間でシミュレーションゴルフはもっとも人気のある財テクのひとつだ。

先週、今季日本ツアー初参戦し、ミニスカートが話題になったアン・シネもその実践者。彼女の両親が運営しているソウル江南の“オーナーズ・スクリーンゴルフ”がそれで、規模が大きく清潔感もあると好評のようだ。

また、アン・シネ自身がスクリーンゴルフをプレーし、それが韓国で中継されたこともあった。ケーブルテレビ局『SBS』が2016年1月に企画した『2016クイーンズバトル』だ。

この大会ではプロとファンがチームを組んでシミュレーションゴルフの成績を競い合うもので、アン・シネだけではなく、“8頭身美女ゴルファー”ユン・チェヨンなども出場した。

アン・シネは準決勝で対決したユン・チェヨン組に惜しくも敗れてしまったが、韓国でも着用することが多いブルーのミニスカート姿で登場して美しいスイングを披露した。

(参考記事:追跡写真22枚!! 韓国では膝上35センチの“スカイブルー”!? アン・シネとマッチプレー!!

ゴルフ初心者の“窓口”に

このように韓国ではシミュレーションゴルフが娯楽感覚で普及しており、ゴルフ初心者たちにとってもとっつきやすい。

前出の調査によれば、ゴルフ経験2年以下の新規ゴルファーのシミュレーションゴルフ利用率は85.5%にも上る。シミュレーションゴルフだけを利用するという人の比率も59.1%と過半数を超えていた。ゴルフ初心者の“窓口”になっているようだ。

それどころか、諸条件はあるもののシミュレーションゴルフ大会で結果を出せば、「韓国女子オープン予選の出場権を提供」(韓国メディア『MoneyS』)するというイベントも行われているほどなのだ。

“美しきギャルゴルファー”として有名なソ・ジェヒなどは、韓国のシミュレーションゴルフ最大手『GOLF ZONE』が主催するツアーの広報モデルも務めている。

「アメリカのゴルフ人口が2014年2500万人から2017年2380万人へと減るなど、全世界のゴルフ人口が減っている状況」(韓国メディア『ヘラルド経済』)のなかで、シミュレーションゴルフを通じてゴルフ人口が増えている韓国。

今後もその傾向が続いていくのか、注目したい。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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