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美女ゴルファー、アン・シネの「感動ビキニ姿」グラビアは韓国でも話題になるか

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
アン・シネ(写真提供=KLPGA)

“セクシークイーン”の愛称で韓国はもちろん日本でも人気の韓国人女子プロゴルファー、アン・シネが話題だ。

先週は4月2日に東京で会見し、フィールズ社とスポンサー契約を交わしたことを発表。同社の関連会社であるトレーニングジムのトータルワークアウトからトレーニングのサポートを受けることを発表し、4月2日には九州・福岡でトークショーを行ってニュースになっていたが、本日は週刊誌『週刊現代』最新号でグラビアを飾っていることも話題になっている。

SNSでは水着姿を披露していた

アン・シネは同じ雑誌で昨年もグラビアを飾っているが、今回のタイトルはすごい。「感動のビキニ姿を初公開!」と銘打たれている。

アン・シネは過去にも自身のSNSなどで水着姿などを公開してきたが、今回は日本の週刊誌で、それもビキニ姿を日本の週刊誌で披露するとは思わなかっただけにかなり驚きだ。

(参考記事:韓国ゴルフ界の超絶セクシークイーン、アン・シネのSNSがスゴい!!)

韓国ではさまざまなグラビアに挑戦

もともとアン・シネは韓国でも“フォトジェニック”として知られ、人気と実力の両方を兼ね備えたKLPGA広報モデルにも多数選ばれてきたし、ゴルフ媒体だけでなく一般雑誌にも多数登場してきた。

有名なのは韓国男性から絶大な支持を得ている成人誌『MAXIM KOREA』グラビアだ。ゴルフウェアはもちろん、イブニングドレスや牛革のミニスカートなどの華麗な衣装に身を包み、セクシークイーンの称号を改めて証明して見せた。

ただ、そういったアン・シネの露出に慣れているはずの韓国記者も今回のビキニ・グラビアには驚きを隠さない。何しろ前出した通り「感動のビキニ姿」なのだから。

キム・ハヌルは水着姿、イ・サンファもグラビアに

韓国の女性ゴルファーの水着グラビアで思いつくは、昨年秋に写真集を発表したキム・ハヌルだろう。

「キム・ハヌル、日本週刊誌で独占画報掲載」(『マニアリポート』)、「キム・ハヌルの画報掲載の週刊誌“単独入手”」(『文化日報』)など大きく報じられた。

(参考記事:驚きの水着グラビアと“袋とじ”。キム・ハヌル画報は韓国でどれだけ話題になっているのか

日本の雑誌文化である“袋とじ”についてまで詳しく紹介されていたほどだが、キム・ハヌルが着用しているのは正確には“ラッシュガード・グラビア”である。

韓国では近年、K-POPのガールズアイドルたちがラッシュガード姿をSNSなどで披露することが定着しているが、キム・ハヌルもその流行に倣った形で、日本で発売された写真集ではラッシュガード姿を披露して話題になったが、アン・シネの“ビキニ”のほうがインパクトが強烈だ。

アン・シネと個人的に親交が深く、シーズン前にはマンツーマンでの特写なども行ってきたカメラマンのカン・ミョンホ氏も言っていた。

「私の写真コラムを気に入ってくれて彼女と親しくなり、2014年頃からシーズン前に、練習からスイング、私服姿やプライベートでの特写など、さまざまな写真を撮ってきましたが、水着姿はさすがにありません。日本でも大胆な挑戦をするのは、シネらしい」

(参考記事:追跡写真22枚!! 韓国では膝上35センチの“スカイブルー”!? アン・シネとマッチプレー!!

「韓国では成績が出なかったら批判される」

とはいえ、大胆な挑戦にはそれ相当の覚悟も必要だ。以前行なったインタビューでアン・シネはこんなことも言っていた。

「韓国、日本を問わずグラビア撮影を苦手にしたり、重荷に感じることはないですね。ただ、韓国ではグラビアなどを飾ったあとに成績が出なかったりすると、“撮影にうつつを抜かして練習していない”、“ゴルフにまったく集中していない”といった批判の声が出たりするので、少し神経は使います」

韓国では結果を出していなければ、華やかにグラビアを飾っても批判ややっかみの対象になるというわけだ。

もっとも、プロである以上、結果で評価されるのは至極当然のこと。

最近では、韓国の月刊誌で“イ・サンファのヘソ出しグラビア”が話題になった。イ・サンファは平昌オリンピックの女子スピードスケート500mで日本の小平奈緒と争った“氷上の女帝”だが、異例のグラビア登場もオリンピックで結果を出したからこそとも言えなくもない。

それだけにアン・シネにとってはこれからが勝負となる。

昨季は日本で14試合に出場し、予選通過は9試合。賞金ランクは83位に終わり、シード権を獲得できなかったアン・シネ。

今週4月13日から行われる『KKT杯バンテリンレディスオープン』で今季日本ツアー初戦を迎えるが、そこでも大きな注目を集めるだろう。セクシークイーンは当分、話題に事欠くことはなさそうだ。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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