「ロボットは病気になったりもしません。文句も言わないで忠実に働いてくれます」

ラトビアの首都のファーストフード店に「Roboeatz」が開発したロボットが導入された。このロボットは注文をうけると、材料を選んで調理してパスタを自律的に料理する。最後のお皿への盛り付けもロボットが自律的に行う。

Roboeatzを開発したジャニス・ポーク氏は「ファーストフード店に革命をもたらしたかったです。このロボット1台で4~6人の従業員の仕事をしますので、人件費が大幅に削減できます。欧州では平均してキッチンで1人雇用すると、1時間で16ユーロ(約2000円)の賃金が必要です。それに税金、保険、教育費用など様々なコストがかかりますが、ロボットにはかかりません。子供が病気になったからといって休んだり、病気になったりもしません。文句も言わないで忠実に働いてくれます」と語っていた。同社では今後もパスタ以外の料理も作れるロボットの開発を目指している。

日本だけでなく世界中でもファーストフード店は店員の確保が大変である。特に欧米では新型コロナウィルス感染拡大によるロックダウンや店舗閉鎖で、ファーストフード店の店員は雇用が不安定のため、以前よりもさらに人気がなく、人が集まりにくい。ロボットの導入にコストはかかるが、一度導入したら人件費はかからない。そして新型コロナウィルスに罹患することもなく、家族が病気になるから仕事ができないということもないし、文句も言わずに黙々と働いてくれる。

いろいろな分野で、今まで人間が行っていた業務がロボットに取って代わられてきているが、これからはファーストフード店の料理作りもロボットが主体になるのだろう。一度、機械化された分野やロボットに取って代わられた業務が人間に戻ることはほとんどない。

▼ラトビアのファーストフード店に導入されパスタを作るロボットの様子

Roboeatz提供
Roboeatz提供

Roboeatz提供
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