韓国ヒュンダイ、「歩く自動車」のコンセプトを発表:危険地域での救助活動などに期待
韓国の自動車メーカーのヒュンダイ(現代自動車)は、米国ラスベガスで開催されているCES2019で、自動運転のEVカーで「歩く自動車」のコンセプトカー「Elevate」(エレベイト)を発表した。
危険地帯での救助活動に期待
「エレベイト」は、ロボットのような4本の脚があり、車輪もついている。一般の自動車として走ることもできるが、山道や危険な場所、舗装されていない道などでも「歩いて」進むことができる。
ロボット技術を活用しており、危険な地域や雪山、火山地帯などでの救助活動などに利用できることが期待されている。ヒュンダイは「エレベイト」を「Ultimate Mobility Vehicle(UMV)」と表現して、究極のモビリティと位置付けている。空を飛ぶことはできない。
▼以下はヒュンダイが公開した「エレベイト」のコンセプト動画。危険地域での救助活動などに活用されることが想定されている。