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フランスのスタートアップ、ピザを自動で作るロボット開発:1時間に120枚のピザ調理

佐藤仁学術研究員・著述家
(Ekim)

 フランスのスタートアップのEkimがピザを自動で作るロボットを開発した。同社はピザの調理時間の短縮と美味しいピザを作ることを目的として、3本の腕がある自動化されたロボットを開発。

 ロボットの3本の腕が同時に動いて、生地にソースをひいたり、ピザの具をのせて、オーブンで焼いて、取り出す。人間が1時間に40枚のピザしか作れないのに対して、ロボットは1時間に120枚のピザを作ることが可能で、人間が作るよりも13倍も早い。

 同社のエンジニアがファーストフードのピザが不味くて、出てくるまで時間がかかったので、美味しいピザを作ることができるロボットを開発したのがきっかけ。

 ピザをモニタで注文すると、ピザロボットが自動でピザを調理して、カットもして、箱詰めまでして提供してくれる。ロボットなので24時間365日、ピザを作ることができる。品質も一定。人件費削減にもつながる。

▼フランスのスタートアップEkimが開発した自動ピザ調理ロボット。

学術研究員・著述家

グローバルガバナンスにおけるデジタルやメディアの果たす役割に関して研究。科学技術の発展とメディアの多様化によって世界は大きく進化してきました。それらが国際秩序をどう変化させたのか、また人間の行動と文化現象はどのように変容してきたのかを解明していきたいです。国際政治学(科学技術と戦争/平和・国家と人間の安全保障)歴史情報学(ホロコーストの記憶と表象のデジタル化)。修士(国際政治学)修士(社会デザイン学)。近著「情報通信アウトルック:ICTの浸透が変える未来」(NTT出版・共著)「情報通信アウトルック:ビッグデータが社会を変える」(同)「徹底研究!GAFA」(洋泉社・共著)など多数。

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