パリ同時テロ:爆発から「命を救ったスマートフォン」
2015年11月13日のパリの同時テロで、フランス対ドイツのサッカーが行われていたスタッド・ド・フランスも標的にされた。Sylvestre氏は当時スタジアムの外を歩いており、スマートフォンを耳に当てている時に爆発が起きた。
Sylvestre氏は「このスマートフォンがなかったら、頭が吹っ飛んでいただろう」と語っている。
■過去にもあった「命を救ったスマートフォン」
今回のパリの同時テロでSylvestre氏はスマートフォンで命を救われたとのことだが、スマートフォンが命を救ったのは、これが初めてではない。以下の事件では2人とも胸ポケットにスマートフォンを入れていたことによって銃弾に倒れずにすんだ。
フロリダのガソリンスタンドで
アメリカのフロリダ州ウィンターガーデンのガソリンスタンドで2013年10月に強盗が押し入って、店員が銃撃される事件があった。その時に店員は胸ポケットに入れていたHTC製のスマートフォンのおかげで、銃弾から命を救われた。
台湾のバーで
台湾で2014年8月にバーで、拾った財布をめぐるトラブルで発砲事件が起きた。財布の持ち主とされる人物が韓国人男性を銃撃する事件があった。韓国人男性の胸ポケットに入っていたサムスン製のスマートフォンのおかげで、銃弾から命を救われた。
スマートフォンが命を救ってくれる時代になってきた。
▼フランスのテレビでインタビューに答えるSylvestre氏