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スズキ・Vストローム 1050/XT 往年のパリダカマシンイメージで走りも進化|EICMA2019

佐川健太郎モーターサイクルジャーナリスト
SUZUKI V-STROM 1050/XT 撮影:佐川健太郎(以下写真すべて)

スズキの最高峰アドベンチャーツアラーが新型「V-STROM 1050/XT」として登場。コンセプトは「ザ・マスター・オブ・アドベンチャー」で、山岳路を含むすべての道をより高い次元で自在に走破できるマシンとして設計された。

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伝統の水冷V型2気筒1037ccエンジンは排気量は変えずに低中速トルクと高回転でのパワーを向上。最高出力は5KWアップした。電子制御も大幅に進化し、新たに6方向を3軸IMUで緻密に制御する最新の電子制御システム(Suzuki Intelligent Ride System)を搭載。ライド・バイ・ワイヤー化され、GSX-R1000にも搭載されるモーショントラックブレーキシステムやSDMS、3モードのトラクションコントロールの他、坂道で有効なヒルホールドやスロープ制御システムなどが含まれ、より高度な車体姿勢の制御を可能とした。

サスペンションやブレーキ、ホイールなどの足まわりは小変更にとどまるようだ。また高さ調整式のスクリーンを採用、ライポジもより上体が起きたアドベンチャーらしい雰囲気になった。そして極めつけは大胆にデザイン変更されたフロントまわりだろう。直線的に尖がったビーク(くちばし)はかつてパリダカでも活躍したデザートレーサー「DR-Z」を彷彿させるなど、アドベンチャー純度はさらに高まった。

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かつてのパリダカマシンDR-Zも展示
かつてのパリダカマシンDR-Zも展示

※原文より筆者自身が加筆修正しています。

出典:Motor-Fan BIKES

モーターサイクルジャーナリスト

63年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、RECRUITグループ、販促コンサルタント会社を経て独立。趣味が高じてモータージャーナルの世界へ。編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら、「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。㈱モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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