がん研究者 / アラバマ大学バーミンハム校助教授。筑波大学医学専門学群卒。卒後は脳神経外科医として、主に悪性脳腫瘍の治療に従事。患者と向き合う日々の中で、現行治療の限界に直面して、患者を救える新薬開発をしたいとがん研究者に転向。現在は米国で研究を続ける。近年、日本で不正確ながん情報が広がっている現状を危惧して、がんを正しく理解してもらおうと、情報発信活動も積極的に行っている。Twitter (フォロワー4万人)。著書に「世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療」(ダイヤモンド社、勝俣範之氏・津川友介氏と共著)。わかりやすくて、温かい、がん情報を発信していきます。
記事一覧
- がんは他の人にうつるのか?
がん患者さんと頻繁に接すると、がんがうつるのではと、少し心配される方がたまにいます。実際は、がんは他人にうつりません。ぜひ、正しく知識を身につけ、安心して患者さんとの生活を楽しんでもらいたいと思います
- がん患者さんの新型コロナワクチン接種について
がん患者さんへのワクチン接種について、現時点でわかっている効果・副反応をまとめました。現時点でのデータを見る限りでは、ワクチンはがん患者さんにも安全かつ有効で、積極的接種を検討すべきと考えます。
- 怪しい医療情報に惑わされないための基礎知識。個人の体験談はなぜ誤解をさせるのか?
世間には「〇〇を食べたら癌が治った」の様な個人の体験談があふれてます。それらは誤解を招くことが多いです。その理由を理解する鍵は「人と家電の違い」。怪しい医療情報に窓わされないための知識を付けましょう
- 新型コロナ流行下でも忘れないで欲しい、がん早期発見の重要性
新型コロナ流行下で、がん診断の遅れが世界的問題となってます。がんは早期発見・治療が大切。コロナ禍でも、毎年のがん検診を忘れず、気になる症状がある際の病院受診も早めに行いましょう。がんは待ってくれません
- 怪しいがん治療の見抜き方。もしもの時のために知っておいて欲しいこと
世間にはがんに効果があるという怪しい食品や民間療法が溢れています。それが信頼できるかはどう判断すれば良いでしょうか?実は、宣伝に含まれる文言を見ると、ある程度は見抜けます。その見抜くポイントをご紹介
- WHOは抗がん剤を禁止している?抗がん剤は米国で使われていない?あなたの周りに広がる噂を検証
「WHOは抗がん剤を禁止していて、米国では使われてない。抗がん剤治療を受けてはいけない」という噂が広がってます。この話を信じて、治療をやめる患者さんまでいます。本当のところはどうかを詳しく解説します。
- なぜ、日本のがん死亡者数はどんどん増えているのか?
がんは日本の死因の第一位で、がんで亡くなる人の数も年々増加しています。がん治療はとても進歩して、最近では助かる人も増えていると言われるのに、なぜ死亡者数は増加しているのでしょうか?やさしく解説します
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