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鬼滅「一番くじ」発売、すぐ売り切れも メルカリに高額出品、煉獄さんは1万円超も

岡田有花フリーランス記者
一番くじ公式サイトより。煉獄さんのフィギュアのイメージ画像から筆者抜粋

 人気作品「鬼滅の刃」のグッズが当たるくじ「一番くじ 鬼滅の刃 ~無限列車編~」(1回680円)が10月31日朝、ローソンなどで発売されましたが、またたく間に完売した店舗も出ている他、くじの景品が、フリマアプリ「メルカリ」にも大量に出品されています。

都内のローソン店舗にて筆者撮影
都内のローソン店舗にて筆者撮影

 一番くじは、キャラクターグッズが当たる、はずれなしのくじ。鬼滅の刃 ~無限列車編は、異例のヒットを飛ばしている映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」がモチーフです。

 今回の景品は、キャラクターのリアルフィギュアや湯呑み、ストラップ、ミニノートなど。中でもフィギュアが精巧にできており、人気です。

 リアルフィギュアは、主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)や妹の禰豆子(ねずこ)といったメインキャラのほか、公開中の映画で活躍する「炎柱」(えんばしら)こと「煉獄杏寿郎」(れんごく・きょうじゅろう)をラインアアップ。通常の景品(A賞)だけでなく、最後のくじを引くと手に入る「ラストワン賞」も煉獄さんフィギュアで、目玉商品になっています。

景品の一つ、竈門炭治郎のフィギュアのイメージ(一番くじ公式サイトより)
景品の一つ、竈門炭治郎のフィギュアのイメージ(一番くじ公式サイトより)
景品の一つ、吾妻善逸のフィギュアのイメージ(一番くじ公式サイトより)
景品の一つ、吾妻善逸のフィギュアのイメージ(一番くじ公式サイトより)
景品の一例、「ちょこのっこフィギュア~うたた寝ver.~」のイメージ(一番くじ公式サイトより)
景品の一例、「ちょこのっこフィギュア~うたた寝ver.~」のイメージ(一番くじ公式サイトより)

煉獄さんフィギュア人気 1万円超で取引も

 メルカリには既に、今回の一番くじの景品が大量に出品されています。かぶって当たってしまったり、欲しい景品でないものが当たった人が出品しているとみられる他、転売目的で購入した人もいたのかもしれません。

 人気景品ほど高い値がついており、最高値が付いているのは煉獄さんのリアルフィギュアです。通常の「A賞」とクリア彩色の「ラストワン賞」ともに人気で、価格は8000円前後~1万円前後が中心。1万5000円を超える値で取り引されていることもあります。

メルカリより
メルカリより

 またTwitterでは、欲しい景品と違うものが手に入った人が、自分が持っている景品と欲しい景品との交換を求めているツイートも多数投稿されています。

煉獄さん「300億の男」に?

 一番くじでも煉獄さんは、鬼を殲滅するための組織「鬼殺隊」の中で、最高位の剣士である「柱」の一人。全集中の呼吸・炎の呼吸を極めた「炎柱」です。公開中の映画では、“主役”と言えるほどメインとなって活躍。映画公開前よりさらに人気が高まっています。

 映画の興行収入が史上最速で100億円を突破したことが報じられると、ネットでは「煉獄さんが100億の男になった」と話題に。Twitterでは「煉獄さん100億の男」がトレンドに入りました。さらにファンたちは、「煉獄さんを300億の男にしたい」と盛り上がりました。

 映画公開から3週間経っても、まだまだ多くの人が映画館に足を運んでいます。煉獄さんへの熱狂は、今後もしばらく続きそうです。

フリーランス記者

1978年生まれ。京都大学卒。IT系ニュースサイト記者、Webベンチャーを経て、IT・Web分野を軸に幅広く取材、執筆するフリーランス記者。著書に「ネットで人生、変わりましたか」(ソフトバンククリエイティブ)。

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