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「サブウェイ大量閉店」の報受け、ファン立ち上がる 「注文が難しい? 分かりやすく教えます!」

岡田有花フリーランス記者
サブウェイ公式サイトより

 サンドイッチチェーン「サブウェイ」が、4年で170店舗も閉鎖している――こんな記事が5月23日、ネットで話題を集めた。

 サブウェイは、生野菜たっぷりサンドイッチが食べられるアメリカ発のチェーン店だが、ネットでは「注文の仕方がややこしすぎる」「注文が難しくて足が遠のいた」といった声が少なくない。

 こういった声を受け、サブウェイのファンが、「注文の方法を分かりやすく教えよう」と立ち上がり、Twitterやブログなどに注文方法をまとめて話題になっている。

 Twitterまとめサイト「Togetter」の公式Twitterアカウントでは、「サブウェイが好きすぎて学生時代バイトまでしていたことのあるスタッフ」が、イラストを使って注文フローを紹介。メニューを選ぶ→最強のパンを選ぶ→野菜の種類と量を選ぶ→ポテトとかドリンクを選ぶ――の順で詳細に解説した上で、「工程多いよ!めんどいよ!という人は、メニューだけ選んで『全部お任せで』でOK!」と説明している。

 また、ブログ「不夜城」は、「SUBWAYヘビーユーザーのこの俺が貴様らにSUBWAYの使い方を伝授してやる」という、言葉遣いは荒いがサブウェイ愛にあふれる記事を公開。基本的な注文手順やおすすめのメニューを紹介する一方で、「最低限決めなくちゃいけないのは実は1(サンドイッチの種類を選ぶ)だけ」と説明している。

ブログ「不夜城」より
ブログ「不夜城」より

 これらの記事は多数の読者に届いており「サブウェイ食べたくなってきた」などと好評だ。

 ネットユーザーの“サブウェイ愛”は、運営側にも伝わっているようで、サブウェイ公式Twitterは24日、日本のサブウェイの26歳の“誕生日”を迎えたことを伝えるツイートで、「たくさんの温かいコメント、ありがとうございます!」と感謝をつづっている。

フリーランス記者

1978年生まれ。京都大学卒。IT系ニュースサイト記者、Webベンチャーを経て、IT・Web分野を軸に幅広く取材、執筆するフリーランス記者。著書に「ネットで人生、変わりましたか」(ソフトバンククリエイティブ)。

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