ニューレディー・ラボ 映画研究部  シカゴ 前半(ネタばれなし)

時代背景

・2002年公開

・舞台は1924年頃のイリノイ州クック郡(カウンティ)シカゴ

・シカゴは全米第三位の都市(1.ニューヨーク 2.ロスアンゼルス 3.シカゴ)内陸交通の要

・1920年代のシカゴは禁酒法施行下。酒場は反社会的勢力と結託し、地下に潜った。

・アル・カポネをはじめギャングも集まる不良都市。

・1920年代のアメリカは「狂騒の20年代」と呼ばれ、第一次世界大戦後の復興からの活況と大量生産消費時代の到来。アメリカのバブル時代。

・女性たちのファッションはフラッパー(現代娘)と呼ばれ、細身ひざ丈のドレスにボブやフィンガーウェイブなどのヘアスタイルが流行った。

・女性の参政権獲得や第一次大戦で人手が足りなくなったことや好景気で女性の社会進出が進んだ。

作品の背景にある問題

・陪審員制度(制度自体の問題とともに当時女性が参加できなかった点)

・銃社会

・女性の社会進出が進むが、依然として扱いが低かった時代

・死刑にあった女性がほとんどいなかったというのは、女性に死刑を与えるほどの責任を与えられていなかった時代

・好景気で浮かれていた時代にも関わらず、禁酒法によりかえって娯楽が地下化して風紀が乱れた。

・ラジオが開始されたばかりでラジオを通じてジャズがもてはやされた。

観ていない人へニクヨとラボ研究員からのセールスポイント

まず私の独断と偏見で恐縮であるが、シカゴという作品は舞台版が最も良いと思う。全体の構成、場面転換、ライブ感、どれをとっても舞台の方が正直なところ良い(演者については好みはあるとは思う)。そもそも舞台のために作られたお話ですから当然といえば当然だ。「じゃあ、映画は観ないで直接舞台版を観るわ」と思うかもしれないが、ミュージカルの舞台というのは私の経験上、あらかじめストーリーの概要が入っていて、曲の内容も入っている方が圧倒的に楽しめるものだ。だから、もしあなたが舞台のシカゴを未見ということであれば、手軽に観られる映画版を観てから、舞台版を観に行くことをお勧めする。

よく、ミュージカル嫌いの人の話を聞くと、唐突に歌い出したり、内容が薄っぺらいという批判を聞く。

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慶應義塾大学在学中の1996年より女装を開始する。1999年ドラァグクイーンの全国大会DIVA JAPANにて初代Miss.DIVA JAPANの座に輝きショウガールとして活動。並行して会社員としても勤務。主に銀行と保険会社でキャリアを積む。2015年よりコラムニストとしてWEB MAGAZINEのAMにて連載を開始。2019年よりYahoo!JAPANクリエイターズプログラムとYouTubeにて動画配信を開始。セクシャルマイノリティーとしての葛藤で苦しんだ青少年期のルサンチマンとショウガール・ゲイバーのママ・一般企業の会社員の社会人期に鍛えた人間観察力を活かして、恋愛・ライフハック等を語る。

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