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日本語、英語、韓国語を駆使するマルチリンガルアーティスト・SHIONが見すえる未来

中西正男芸能記者
日本語、英語、韓国語を話すマルチリンガルアーティスト・SHIONさん

 2018年に14歳でオムニバスアルバムに参加し、21年にデビュー曲が185カ国で配信されたアーティストのSHIONさん(19)。2月5日には神戸三宮シアター・エートーで20歳の誕生日を記念した初のソロライブを行います。日本語、英語、韓国語を操るマルチリンガルでもありますが「自分にしかできないこと」への思いを語りました。

アーティストの醍醐味

 14歳の時にオムニバスアルバムに参加するお話をいただき、そこが今のお仕事と本格的に向き合うきっかけだったと思います。

 音楽との接点でいうと、ありがたいことに1歳からインターナショナルスクールに通わせてもらいまして、そこの発表会で歌やダンスを披露するステージがあったんです。

 その頃からステージに立つ喜びを感じていたようで、小学校に入るとゴスペルを習い始め、さらに音楽にのめり込んでいきました。

 そして、20年に「LINE LIVE」楽曲提供イベントで優勝することができ、音楽プロデューサーのYANAGIMANさんと「ケツメイシ」大蔵さんに楽曲提供していただいた「LIFE IS A GAME」で21年にデビューしたんです。

 その頃で高校3年生。進路を決めないといけない。周りはほとんどが大学進学だったんですけど、私は歌一本でやりたいと思い今の道を選びました。

 友だちが大学での楽しい話をしていると、複雑な思いになることもありますけど、その分、自分は早く大人の世界に入ったんだ。みんながまだ経験していない世界を経験している。その意味は絶対にあるはずだ。そう思って、より一層、音楽に力を入れるようになりました。

 この仕事の醍醐味は「思いを歌として発信できる」ことだと思っています。楽しいことも、そうでないことも、どんなことでも歌にできる。これは他のお仕事にはない流れだと思いますし、やっぱりこの仕事を選んだのは正解だったと事あるごとに感じてもいます。

自分にしかできないこと

 個性が求められるアーティストとして、今、何が自分の武器なのか。そこを挙げるとすると、3カ国語が話せるというところだろうなと思っています。

 高校までインターナショナルスクールに通わせてもらったので、英語は話せる。日本で暮らしているので日本語も話せる。そして、私は母が韓国なので日本と韓国のハーフなんですけど、韓国語は全くしゃべることができなかったんです。

 自分のルーツに韓国が入っているのに話せないのも…と思って、韓国語は自分で一から勉強して話せるようにしました。

 そうやって自分が生きてきた全てがアーティストとしての自分を支えてくれている。それもありがたいことだなと思っています。

 今は若い人を中心に特に芸能の分野では韓国へのあこがれを持っている人も多いですし、おこがましいですけど、日本語、韓国語、英語を使って自分があらゆる架け橋になる。自分にしかできないことをやっていけたらなと。それが今後への思いでもあります。

 …真面目に話しすぎましたかね(笑)。でも、本当に思っていることばかりですし、一つ一つ積み重ねをしていきたいと思っています。

(撮影・中西正男)

■SHION(しおん)

2003年2月5日生まれ。兵庫県出身。日本と韓国のハーフ。幼少時からインターナショナルスクールに通い、小学生の頃からアメリカでのホームステイも体験。日本語、英語、韓国語を操る。18年には14歳で作詞・作曲した「My Life」をオムニバスアルバムとしてCDリリース。20年に出場した、「LINE LIVE」楽曲提供イベントで優勝。音楽プロデューサー・YANAGIMANと「ケツメイシ」大蔵が楽曲提供を行った「LIFE IS A GAME」で21年に正式デビューし185カ国で配信された。2月5日には兵庫・神戸三宮シアター・エートーで20歳の誕生日を記念してのバースデーライブを開催する。

芸能記者

立命館大学卒業後、デイリースポーツに入社。芸能担当となり、お笑い、宝塚歌劇団などを取材。上方漫才大賞など数々の賞レースで審査員も担当。12年に同社を退社し、KOZOクリエイターズに所属する。読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」、中京テレビ「キャッチ!」、MBSラジオ「松井愛のすこ~し愛して♡」、ABCラジオ「ウラのウラまで浦川です」などに出演中。「Yahoo!オーサーアワード2019」で特別賞を受賞。また「チャートビート」が発表した「2019年で注目を集めた記事100」で世界8位となる。著書に「なぜ、この芸人は売れ続けるのか?」。

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1999年にデイリースポーツ入社以来、芸能取材一筋。2019年にはYahoo!などの連載で約120組にインタビューし“直接話を聞くこと”にこだわってきた筆者が「この目で見た」「この耳で聞いた」話だけを綴るコラムです。最新ニュースの裏側から、どこを探しても絶対に読むことができない芸人さん直送の“楽屋ニュース”まで。友達に耳打ちするように「ここだけの話やで…」とお伝えします。粉骨砕身、300円以上の値打ちをお届けします。

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