C・ロナウドは得点王&スクデット? 『ガゼッタ』が順位予想、ユーヴェは満場一致で優勝候補

8月12日、プレシーズンマッチでのC・ロナウド。スター加入でユーヴェ優勝は確実?(写真:ロイター/アフロ)

8月17日にメルカートが閉幕したセリエAは、18日にいよいよ新シーズンが開幕する。最初の試合が行われる舞台は、マルカントニオ・ベンテゴーディ。クリスティアーノ・ロナウドの加入で注目のユヴェントスが、キエーヴォと敵地で対戦だ。

開幕前に補強が終わった2018-19シーズンも、セリエAをけん引するのが絶対王者ユーヴェであることは変わらない。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、18日付の紙面で新シーズンの順位を予想。“ポールポジション”には、やはりユヴェントスが選ばれた。

◆昨季の予想と結果

今季の予想を見る前に、まずはちょうど1年前を振り返ろう。

2017-18シーズンの『ガゼッタ』予想は、ユーヴェの覇権に終止符が打たれるというものだった。ナポリがスクデットを手にし、ユーヴェが2位という予想である。だが周知のように、王座は動かなかった。ナポリがあと一歩まで迫ったのは確かだが、悲願成就には至っていない。

左が『ガゼッタ』予想、右が実際の順位(筆者作成)
左が『ガゼッタ』予想、右が実際の順位(筆者作成)

また、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いは、ミラノ勢がローマ勢を抑えるとの予想だった。だが、ミランが早々に脱落し、ローマは3位の座をゲット。インテルは7年ぶりに欧州最高峰の舞台への切符を手にしたが、最終節でラツィオを逆転するというギリギリの戦いだった。

左が『ガゼッタ』予想、右が実際の順位(筆者作成)
左が『ガゼッタ』予想、右が実際の順位(筆者作成)

ただ、トップ10とボトム10の振り分けが予想どおりの結果になるなど、順位予想じたいは大きな“ハズレ”ではなかったとも言える。

◆優勝候補は満場一致?

では、今季の予想は当たるだろうか。優勝候補は、前述のように、ユヴェントスだ。C・ロナウド加入に加え、レオナルド・ボヌッチも復帰。エムレ・ジャンにジョアン・カンセロ、マッティア・ペリンを獲得し、リーグ屈指の戦力を誇る。

『ガゼッタ』編集部では、すべての記者がユーヴェを優勝候補に挙げたそうだ。ただ、だからといってタイトルレースの行方が戦う前から決まっているわけではない。だからこそ、その他の予想を見るのも楽しいものだ。

対抗馬は、積極的な補強で戦力の充実を図ったインテル。ルカ・モドリッチの獲得こそ夢に終わったが、ラジャ・ナインゴランやステファン・デ・フライ、クワドゥオ・アサモアと、計算できるセリエ経験組に加え、シメ・ヴルサリコとケイタ・バルデの“出戻り組”も獲得。アルゼンチンの新星ラウタロ・マルティネスも手に入れた。ユーヴェのOBからも高く評価されている

◆「シェフ次第」の2列目

2列目から先頭を追いかけるのは、ローマとミラン。前者は敏腕ディレクターのモンチの色がますます強まり、後者はオーナー交代でレオナルド、パオロ・マルディーニがクラブに復帰して以降、ファンとメディアの期待感がうなぎのぼりだ。

『ガゼッタ』は、ローマとミランが「素晴らしい料理をつくるだけの材料はある。あとはシェフ次第」と、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ、ジェンナーロ・ガットゥーゾの両指揮官にチームの行方がかかっているとした。

ユーヴェとの勝負に惜敗し、マウリツィオ・サッリ体制に別れを告げたナポリは、5位という予想。カルロ・アンチェロッティの母国復帰に期待値が上がったが、今夏最大の補強がその指揮官というのは不安要素だ。『ガゼッタ』は「落胆させるチーム候補」の一つにナポリを挙げている。

一方で、ジョバンニ・シメオネ、フェデリコ・キエーザ、そして新顔マルコ・ピアツァの若きトリデンテ(3トップ)が期待されるフィオレンティーナは、「サプライズチーム」の候補。6位のラツィオに続く7位に入ると予想された。

最終的な予想は、ユヴェントス、インテル、ローマ、ミラン、ナポリ、ラツィオ、フィオレンティーナ、アタランタ、トリノ、サンプドリア、ジェノア、サッスオーロ、ボローニャ、カリアリ、ウディネーゼ、エンポリ、パルマ、スパル、キエーヴォ、フロジノーネとなっている。

◆得点王はやっぱり…?

また、『ガゼッタ』は得点王に輝くのはC・ロナウドと予想。そのCR7に追いやられる形でユーヴェからミランに移籍したゴンサロ・イグアインが対抗馬とした。

サプライズ候補は、プレシーズンマッチで高く評価されたインテルのL・マルティネス。ピアツァやユスティン・クライファート(ローマ)、クシシュトフ・ピオンテク(ジェノア)が続いている。

毎年のことだが、予想は予想でしかない。まずは大注目のユーヴェとC・ロナウドが、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。キックオフはもう間もなくだ。