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ヤン・ヒョンジョン、史上5人目の通算1500奪三振達成<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
通算1500奪三振を達成したヤン・ヒョンジョン(写真:KIAタイガース)

28日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

クァンジュKIAチャンピオンズフィールドのKIAタイガース対サムスンライオンズは5-1でKIAが勝利。

KIAの先発ヤン・ヒョンジョン投手は5回1/3を投げ1失点で今季14勝目を挙げました。

この日5三振を奪ったヤン・ヒョンジョン投手は1回表、サムスンの2番パク・ケボム選手から奪った一つ目の三振が、自身通算1500個目の奪三振となりました。

2007年に光州東成高からプロ入りしたヤン・ヒョンジョン投手は今年が13年目。今季はここまで143三振を奪い、6年連続140個以上の奪三振を記録しています。

通算奪三振数1504個は現役最多。歴代では2048個のソン・ジンウ現ハンファコーチを筆頭に、イ・ガンチョル現KT監督、ソン・ドンヨル前韓国代表監督、チョン・ミンチョル前韓国代表コーチに次ぐ5位です。

勝利数でも歴代7位タイの134勝を記録しているヤン・ヒョンジョン投手。球界を代表する31歳のエース左腕は、今後レジェンドたちに迫る記録更新が期待されます。

◆「首位SKと2位トゥサンのゲーム差4.5に」

首位SKワイバーンズと2位トゥサンベアーズの対戦はトゥサンが連勝。トゥサンはチームの連勝を6に伸ばし、SKは3連敗で両チームのゲーム差は4.5に縮まりました。

また最下位のハンファイーグルスはキウムヒーローズに勝って、連敗を6で止めています。

以下が全5試合の結果です。

◇8月28日(水)の結果

・トゥサン 4- 2 SK(チャムシル)

 勝:フランコフ

 敗:サンチェス

・ハンファ 2- 1 キウム(チョンジュ)

 勝:シン ジョンラク

 敗:イ スンホ

・KIA 5- 1 サムスンン(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:ウォン テイン

・ロッテ 4- 3 LG(ウルサン)

 勝:ソン スンラク

 敗:ムン グァンウン

・NC 2- 8 KT(チャンウォン)

 勝:クエバス

 敗:ク チャンモ

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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