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リンドブロム(トゥサン)自己最多の16勝目 20勝超えのペース<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ジョシュ・リンドブロム(写真:トゥサンベアーズ)

30日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

チャンウォンNCパークのNCダイノス対トゥサンベアーズは9対1でトゥサンが勝利。

トゥサンの先発ジョシュ・リンドブロム投手は韓国5年目で自己最多、リーグ1位の16勝目を挙げました。チームはこの日99試合目(144試合制)でこのペースだと20勝超えも可能です。

リンドブロム投手はNC打線に対し、普段よりも制球がばらついたことで球数が多くなり、5回96球を投げて2番手にバトンタッチ。ボールが先行すると最後はストレートで押し、6つの三振のうち5つが直球での空振り三振で、3つがフルカウントから奪ったものでした。

被安打3、失点1という投球内容で、リンドブロム投手は防御率、奪三振でもリーグトップに立っています。

◆「史上最速の100ホールド達成」

キウムヒーローズのハン・ヒョンヒ投手はLGツインズ戦(チャムシル)で4-2で2点リードの8回から4番手で登板し、1イニングを無失点に抑えて通算100ホールドを達成しました。史上11人目です。336試合目での100ホールド到達は最も少ない試合数となります。

プロ8年目26歳、右のサイドスローのハン・ヒョンヒ投手は2013、14年とホールド王となり今季はここまで20ホールド。チームの先輩キム・サンス投手の30個を追うリーグ3位です。

◇7月30日(火)の結果

・LG 2- 4 キウム(チャムシル)

 勝:ヨキッシュ

 敗:チャ ウチャン

・SK 0- 2 KIA(インチョン)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:パク チョンフン

・KT 3- 2 ハンファ(スウォン)

 勝:アルカンタラ

 敗:サーポルト

・サムスン 5- 2 ロッテ(テグ)

 勝:ユン ソンファン

 敗:ソ ジュンウォン

・NC 1- 9 トゥサン(チャンウォン)

 勝:リンドブロム

 敗:イ ジェハク

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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