南米ウルグアイで竜巻発生 死者けが人多数

竜巻被害を受けた、ウルグアイ・ドロレスの町(写真:ロイター/アフロ)

先日来日した「世界で最も貧しい大統領」ムヒカ氏の祖国ウルグアイで、金曜(15日)午後、巨大な竜巻が発生しました。多数の死傷者が出ている模様です。政府は、国家非常事態宣言を発令し、被災地の救援を行っています。

この動画には、太くて黒い煙突状の竜巻が猛威を振るう様子が映っています。

被害の詳細

竜巻が発生した場所は、ウルグアイ南西部の、人口2万人程度の町ドロレス。風で飛ばされた車に当たり死亡した2人を含む、4名が亡くなり、200人以上がけがをしたと伝えられています。行方不明者もいる模様です。

家屋、学校、教会など、合わせて400以上の建物に被害が出て、一時、略奪なども起きていたようです。

竜巻発生時のレーダー画像。赤い四角が竜巻発生場所。ウルグアイ気象局のツイッターより。
竜巻発生時のレーダー画像。赤い四角が竜巻発生場所。ウルグアイ気象局のツイッターより。

ウルグアイでは、過去にも強い竜巻が発生しています。国内最大級の竜巻は、1970年4月に南部で発生したF4(藤田スケール。6段階中2番目に強い)の竜巻で、10名以上が死亡しました。

政府は日曜(17日)、国を挙げて犠牲者に追悼を行うと発表しています。