西・東日本は大雨警戒 梅雨明けはいつ?

梅雨明けのイメージ(写真:Natsuki Sakai/アフロ)

再び梅雨前線の活動が活発になっています。梅雨前線はもともと湿った空気をもっていますが、更に南海上から湿った空気が補給されるため雨雲が発達しやすい状況です。前回と同じような場所で大雨になる可能性かあるので、西・東日本の太平洋側は土曜日にかけて大雨による崖崩れ、川の氾濫、都市部では建物や土地、道路が水につかる内水氾濫に警戒が必要です。

ウェザーマップ 24時間予想最大降水量
ウェザーマップ 24時間予想最大降水量

ところで、東京の梅雨明けはいつになるのか?

ウェザーマップ 16日間予報
ウェザーマップ 16日間予報

みなさんは上の予報をみて、いつになると思いますか?

多くの人が、来週の火曜日以降と答えるでしょう。

ただよく見てみると、来週後半以降は予報の信頼度が低く本当に晴れるのかは微妙なところです。

おまけに、梅雨明けの発表というのは、防災上の観点からみて、「梅雨明け=大雨の季節(台風は除く)は終わりですよ。」という意味も含まれています。例年なら梅雨末期の大雨の頃なのに、早めに梅雨明け(関東甲信の平年値は21日)を発表するのは予報が外れた場合、リスクを伴います。

さらに、気象庁は梅雨入り、梅雨明けの発表を9月に見直します。梅雨は季節現象なので、ここで梅雨が終わり!と線びきするのは実は難しいためです。過去10年で調べると2年に一回の頻度で最初の発表を、後に修正していました。

梅雨明けのカギを握るのは太平洋高気圧の動向

下の図は簡単に言うと、夏の主役である太平洋高気圧の強さを示したもので、日本、アメリカ、ヨーロッパ、カナダの予想です。太平洋高気圧は、7日頃に一旦強まるもののその後失速。再び11日以降は強くなる予想です。

ウェザーマップ 中期予報マルチモデル アンサンブル平均 500hPaの高度
ウェザーマップ 中期予報マルチモデル アンサンブル平均 500hPaの高度

上記の図から読み解くと、梅雨明けは11日以降の可能性が高く(平年は21日)なりそうです。

また、来週はこれまでとは1段階あがる蒸し暑さが待っています。気象庁の一ヶ月予報でも気温が平年と比べかなり高くなる予報が出ているので、マスクは外で人との距離が取れる所では外して熱中症に注意しましょう!。特に小学生は一番暑い時に下校するので、親御さんや先生は熱中症にならないよう気をつけてあげてください。また晴れの予報が変わって、梅雨末期の大雨になる可能性もあるので油断は禁物です。 

余談ですが、梅雨入り、明けの発表は、ひっそり秋に修正するのではなく、この際、事後報告ではどうでしょう?花粉が飛び始めました!インフルエンザが流行期に入りました!と同じで、3日前に梅雨明けしました!という感じで…そうすれば秋の修正も少なくなるのではと、ひっそり思う著者でした。