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草津町騒動に驚きの新展開 町長室での性被害は「虚偽」だった!? #専門家のまとめ

前田恒彦元特捜部主任検事
(写真:つのだよしお/アフロ)

群馬県の草津町議だった女性が町長室で町長と肉体関係をもったとか、性被害を受けたと主張する一方、事実無根だとして町長がえん罪を訴え、国内外のメディアで大々的に報じられて注目を集めた草津町騒動。あれから3年を経て、驚きの新展開を迎えています。参考となる記事をまとめました。

▼元町議と町長の面談録音は15分ではなく1時間分あり、これによれば元町議が主張していた性被害の事実など存在しなかった

▼フリーライターの男は、町長から裏付けをとらず、元町議の告白だけで町長が元町議と肉体関係をもったという電子書籍を出版

▼元町議は、町長との肉体関係を否定し、性被害を訴えた会見にも虚偽があったと認める

▼元町議の支援者にとってはなかったことにしたい過去かもしないが、この事件そのものは検証が必要だと語る識者

▼性被害を巡る告発や疑惑をどう報じるべきかという課題を改めてメディアに示した草津町騒動

元特捜部主任検事

1996年の検事任官後、約15年間の現職中、大阪・東京地検特捜部に合計約9年間在籍。ハンナン事件や福島県知事事件、朝鮮総聯ビル詐欺事件、防衛汚職事件、陸山会事件などで主要な被疑者の取調べを担当したほか、西村眞悟弁護士法違反事件、NOVA積立金横領事件、小室哲哉詐欺事件、厚労省虚偽証明書事件などで主任検事を務める。刑事司法に関する解説や主張を独自の視点で発信中。

元特捜部主任検事の被疑者ノート

税込1,100円/月初月無料投稿頻度:月3回程度(不定期)

15年間の現職中、特捜部に所属すること9年。重要供述を引き出す「割り屋」として数々の著名事件で関係者の取調べを担当し、捜査を取りまとめる主任検事を務めた。のみならず、逆に自ら取調べを受け、訴追され、服役し、証人として証言するといった特異な経験もした。証拠改ざん事件による電撃逮捕から5年。当時連日記載していた日誌に基づき、捜査や刑事裁判、拘置所や刑務所の裏の裏を独自の視点でリアルに示す。

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