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まぐれ当たり介入&新・為替目標etc=法律と為替と金融政策の矛盾

窪園博俊時事通信社 解説委員
為替介入を指揮する神田財務官。先週末も介入を実施した模様。(写真:ロイター/アフロ)

(第630号・2022年10月24日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「まぐれ当たり介入」

              「新・為替目標」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「法律と為替と金融政策の矛盾」

■ トピックス ・・・・・‥‥‥………

<まぐれ当たりの介入>

 先週末の外為市場では、ドル円が1ドル=151円台後半に急騰した場面で政府・日銀が為替介入を実施した。これにより、ドル円は一時146円台前半まで急落した。米長期金利が下がる場面に実施され、珍しく「まぐれ当たり」で効果が増幅した。戦術的には評価できる。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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