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米雇用統計の考察&仮想通貨圏etc=将来の円安に苦しむ局面

窪園博俊時事通信社 解説委員
雇用統計の改善で演説するバイデン米大統領。(写真:ロイター/アフロ)

(第558号・2021年6月7日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「米雇用統計の考察」

              「仮想通貨圏」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「将来の円安に苦しむ局面」

■ トピックス ・・・・・‥‥‥………

<米雇用統計の考察>

 5月の米雇用統計は、予想よりやや弱めとなり、ドル円の上値切り上げは果たせなかった。脱コロナに伴って雇用情勢は好転するが、改善が加速するには至っていない。加速の確認は来月以降の雇用統計に持ち越され、ドル円はしばらく足踏みを余儀なくされそうだ。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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