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小さな修正、大きな下心?&総裁人事の考察etc=都合に応じた“全員一致”へ

窪園博俊時事通信社 解説委員
審議委員に就任した鈴木氏と片岡氏。司会する鈴木氏。(写真:ロイター/アフロ)

(第360号・2017年7月31日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「小さな修正、大きな下心?」

              「総裁人事の考察」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「都合に応じた“全員一致”へ」

■ トピックス ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

<小さな修正、大きな下心?>

 FOMCの声明を受け、金融市場では米長期金利が急低下し、ドル円も下落した。インフレ動向が下方修正され、利上げ観測が後退したからだ。修正は微細なもので、相場の過剰反応と指摘される。ただ、「小さな修正は今後の政策スタンスが大きく変わる下心の表れである」(大手邦銀)とも言えよう。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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