あす17日(土) 福島で37度予想 東北地方は暑さに警戒を
きょう16日(金)、東北地方の梅雨明けが発表されました。
今年は、東海から近畿ではまだ梅雨が明けていないのですが、太平洋高気圧が東から張り出してきていることで先に東北地方で梅雨明けとなりました。東海より先に東北南部の梅雨明けが発表されるのは24年ぶりという珍しい形になっています。
そしてその太平洋高気圧によって、この週末は北日本で猛烈な暑さになりそうです。
体温並みの暑さの所も
「梅雨が明けた」ということは単に「晴れる」というだけでなく「本格的な暑さの到来」も意味します。
今回、東からやってきている太平洋高気圧は一緒に暑い空気も持ち込んできています。きょう全国で最も気温が高かったのは北海道の境野で35.3度、福島市や山形市でも34.7度まで上がるなど梅雨明け早々(北海道に梅雨はありませんが)、北日本が猛烈な暑さに見舞われています。
あす17日(土)からあさって18日(日)にかけても北日本はこの“暑い高気圧”に覆われる見込みです。晴天が続き、同時にうだるような暑さも続きます。
特に内陸や盆地では熱がこもってしまうため極端な暑さになりやすく、あすの予想最高気温は福島市で37度、山形市で36度など体温並みの高温が予想されています。
宮城県は比較的海風が入りやすい地形をしているため気温の上昇が抑えられますが、それでも仙台で最高気温31度など今シーズンここまではあまりなかったような暑さが続く見込みです。
こうした暑さは週明けの19日(月)にかけて続く予想となっています。
昼間は無理せず冷房を使う、のどが渇いていなくても水分・塩分を意識して摂る、昼間は運動を控えるなどして熱中症にくれぐれもご注意ください。