iPhoneが熱い!スマホの熱中症に注意!

スマホの一例(筆者撮影)

人間の熱中症は、気温と湿度の高い環境下で、体温の放熱が追いつかず、各種の機能障害を引き起こす危険な状況を指します。

近年はスマホにも、トラブル、故障、寿命の低下・・・などに繋がる、熱中症の恐怖が! でも心配は要りません。正しく恐れ、原因を知り、対策な対策を講じて、この夏を乗り切りましょう!

■「スマホの熱中症」の恐怖

スマホ本体が「熱い」と感じる状態で、使用を続けていませんか?

直ぐに故障には至らなくても、高温のまま使用を続けると、内部の部品が劣化して、寿命を縮めてしまう原因になります。

これが「スマホの熱中症」。

近年はスマホが高機能化し、メール、ゲーム、動画視聴、ナビゲーション・・・と、あらゆる用途に、四六時中使っているユーザーも多いはず。

筆者のiPhone6も、気温の上昇と共に、本体が熱くなりやすくなりました。

特に気温が上昇する夏は、「スマホの熱中症」に注意が必要なのです。

■「スマホの熱中症」が起こる訳 原因その1「薄型化」

スマホはますます高機能化するなか、薄型化も進んでいます。内部には部品が所狭しと凝縮され、CPUをはじめとする電子部品が発生した熱を逃がせる余分なスペースはありません。また、防水の観点から通風口もありません。まるで窓を閉め切った満員電車のようです。

近年の高機能化と薄型化が、「スマホの熱中症」を引き起こしやすくしています。

■「スマホの熱中症」が起こる訳 原因その2「ジャケット」

電子機器は、電力の消費に応じて熱を発生します。よって、電子機器は、高熱によるトラブル、故障、寿命の低下を避けるため、放熱を考えた設計がなされています。

例えば、人気のiPhoneは、ボディーの背面に放熱性の高いアルミを使用し、熱伝導を利用して、内部の熱を逃がすように設計されています。そう、アルミボディーは美しさのためだけでなく、性能を維持するためにも重要な役割を果たしているのです。

しかしここで問題が!多くの方は、落下時の衝撃吸収、キズの予防、オシャレ・・・など、何らかの目的で「ジャケット」を使用していますね。ジャケットは放熱を妨げ、設計時に想定していた放熱効果が得られません。真夏にジャケットを着たまま運動をしたら・・・。

■「スマホの熱中症」が起こる訳 原因その3「重いアプリ」

高度な計算を連続的に行う「重いアプリ」を使用すると、CPUがフル稼働して、発熱が増えます。

例えば「カーナビ」は、発熱が多い上に使用時間も長くなりがちなので注意が必要です。

グラフィックの美しいゲームも、長時間のプレイで本体の発熱を感じるようであれば要注意です。

ほかにも動画視聴など、バッテリーの消費が激しいアプリは、発熱が多いと考えて間違いありません。

また、こうしたバッテリー消費が激しいアプリを使用する場合、充電しながら・・・というケースは多いものです。充電時は、内部の充電回路やバッテリーも発熱し、さらに熱中症を起こしやすくなるので注意が必要です。

因みに、メールやLINEなどの利用だけなら、それほど発熱の心配はありません。

■「スマホの熱中症」への対策

1.「熱い」と思ったらジャケットを脱ぐ

ジャケットを付けるとスマホも暑い!
ジャケットを付けるとスマホも暑い!

ジャケットと取り外すと、設計で想定している本来の放熱効率が得られます。

人間が快適な温度下なら、ジャケットを取り外すだけで、かなりの放熱効果が期待できます。

2. 適度な休息を

ナビゲーション、ゲーム、動画視聴などは、使用時間がどうしても長時間になりがちですが、「熱い」と感じたら、使用を一時中断し、温度が下がるのを待ちましょう。

さいごに ~氷枕はNG!~

熱くなったスマホを冷やそうと、氷枕を使ってはいけません。氷枕に水滴が現れるように、スマホ内部にも結露による水滴が現れ、最悪、水没させたかのように故障してしまいます。

(スマホの結露故障については、記事「PCやスマホの結露故障に注意!」をご参照ください。)

多機能化で用途も増えるスマホ。ついつい夢中になってしまいがちですが、熱中症に注意して、より長く楽しみたいものです。