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「ご令嬢」を300人の前で…金正恩が続ける公開処刑 #専門家のまとめ

高英起デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト
北朝鮮の公開裁判(デイリーNK)

韓国デイリーNKのイ・サンヨン調査分析ディレクターは26日、韓国統一部がソウルで開いた北朝鮮の人権に関する討論会で、北朝鮮当局が「反動思想文化排撃法」を適用して韓国のテレビ番組などを見た人の公開処刑を行っていると明らかにした。その実態はどのようなものか。

▼平安南道保衛局(秘密警察)の政治局長の娘という「お嬢様」も刑場の露と消えた

▼しかし実際のところ「逸脱」は金正恩の側近クラスの家族にも及んでいる

▼金正恩の暴走は激しさを増し、高校生まで犠牲になっている

▼北朝鮮住民の恐怖心が極度に高まり、外部の情報に接したりこれを広げたりする行為が大きく萎縮しているという

デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト

北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に『コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―』(新潮社)『金正恩核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(宝島社)『北朝鮮ポップスの世界』(共著)(花伝社)など。YouTube「高英起チャンネル」でも独自情報を発信中。

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