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スーパーボウルでMVPを獲得した現役NFLスター選手がコロナに感染

三尾圭スポーツフォトジャーナリスト
新型コロナウィルス感染が発覚したブロンコズのボン・ミラー(左)(三尾圭撮影)

 第50回スーパーボウルでMVPを獲得したNFLデンバー・ブロンコズのスター選手、ボン・ミラーが新型コロナウィルスに感染したことが判明した。

 感染経路は不明だが、検査で感染が発覚後は自宅で隔離療養していると代理人は説明している。

 NFLでは前日15日(日本時間16日)にロサンゼルス・ラムスのブライアン・アレンが現役選手としては初の感染者として報告されたタイミングで、リーグを代表するスーパースターの感染も明らかになった。

 ミラーは17日に自身の状況を説明する予定だという。

新型コロナウィルスに感染したデンバー・ブロンコズのディフェンシブ・エンド(DE)、ボン・ミラー(Photo by KIYOSHI MIO)
新型コロナウィルスに感染したデンバー・ブロンコズのディフェンシブ・エンド(DE)、ボン・ミラー(Photo by KIYOSHI MIO)

 31歳のミラーはブロンコズの守備の要として活躍。NFLを代表する守備選手としての地位を築き上げた。

 2011年のドラフト1巡目全体2位指名を受けてブロンコズに入団。1年目からNFLのオールスター戦であるプロボウルに選ばれ、守備の新人王にも選出された。

 2015年シーズンにはブロンコズをスーパーボウルに導くと、スーパーボウルでも6タックル、2.5サック、2つのファンブルを誘発して、守備選手ながらもMVPに選ばれた。

 NFLでの9年間で、8度のプロボウル、オールプロに7回選ばれ、2010年代のオール・ディケイド・チームにも選ばれている。2016年シーズン開幕前には、ブロンコズと6年総額1億1450万ドル(約125億9500万円)で契約を延長して、NFL史上最も大きな契約を手にしたディフェンス選手にもなった。

スポーツフォトジャーナリスト

東京都港区六本木出身。写真家と記者の二刀流として、オリンピック、NFLスーパーボウル、NFLプロボウル、NBAファイナル、NBAオールスター、MLBワールドシリーズ、MLBオールスター、NHLスタンリーカップ・ファイナル、NHLオールスター、WBC決勝戦、UFC、ストライクフォース、WWEレッスルマニア、全米オープンゴルフ、全米競泳などを取材。全米中を飛び回り、MLBは全30球団本拠地制覇、NBAは29球団、NFLも24球団の本拠地を訪れた。Sportsshooter、全米野球写真家協会、全米バスケットボール記者協会、全米スポーツメディア協会会員、米国大手写真通信社契約フォトグラファー。

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