浦和レッズで主力を張る橋岡大樹がU-19で発揮するべきリーダーシップ。世界の扉を開き、アジア王者へ。

(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

AFCU-19選手権(U-19アジア選手権)に臨む若き日本代表が最初に戦うのは北朝鮮。この年代ではアジア屈指の強豪であり、いきなりの難敵だ。その相手に対して「球際のところはガツガツ来ますし、多少は荒いこともしてくるかもしれない」と警戒するのが橋岡大樹だ。

浦和レッズでは豊富な運動量や対人能力を買われ、右サイドのレギュラーとして経験を積む橋岡。”飛び級”で代表候補になっていた前回はU-19アジア選手権、さらに昨年のU-20W杯と出場は叶わなかったが、影山雅永監督が率いる現在のU-19代表では押しも押されぬ主力の一人としてチームを支える。ポジションはセンターバック。1つのミスも許されないポジションだが「チームをしっかりまとめて、チームの機動力になれたら」と気持ちを高めている。

ーーいよいよ初戦ですが、この大会に向けてどう準備して来ていますか?

この代表には何回も来てますし、顔見知りの人がいっぱいいる。初めての人はいない中で、やっぱり自分としてはチームをしっかりまとめて、チームの機動力になれたらと思っていますし、チーム全体としてはやっぱりアジアで王者になんなきゃいけないって言う使命感はみんな持ってると思いますし、W杯に出ないといけないと言う使命感も持ってると思う。

そう言う中で僕たちは練習からいい雰囲気を作れてると思いますし、その中でしっかりメリハリをしっかりつけることが僕たちのいいところだと思っているので、明るいところは明るい、きっちりしているときはきっちりしている。そう言うところを求めてチーム一丸となってしっかり戦っていければ。

ーー相手が北朝鮮ということでどう自分の良さを生かしながらチームが勝てるように持って行きたいか?

予想されているのは球際のところはガツガツ来ますし、多少は荒いこともしてくるかもしれない。そういうところでもしっかり自分たちは冷静にやることをしっかりやって、そこであっちの罠にはまらないというか。そういう風に自分たちのペースでやっていければ、自分たちの試合運びもできるし、そこはみんなで言ってるところなので、大丈夫だとは思ってます。

ーーJのトップでやっているからこそ、レフェリングの基準とか、ファウルのはずがじゃないとか、そういうリアクションもホームのサポーターからもない中で、自分たちで冷静にやりながらというところは?

そういうのは審判が全て決めることですし、覆ることもないと思うので、それをいかに冷静にできるかが本当に大事だと思うので、ファウルならファウルですぐ切り替えますし、ファウルじゃなかったらファウルじゃないですぐ切り替えて、そう言った頭の切り替えをすぐできれば、いい結果も持ってこれるんじゃないかなと思います。

個人としては「浦和レッズで試合に出てますし、このメンバーの中心でしっかりやりたい」と語る橋岡。特に守備陣には小林友希や菅原由勢など”00ジャパン”と呼ばれた昨年のU-17W杯に参加したメンバーが多くいる。今大会キャプテンマークは付けないが「しっかりリーダーシップをとって頼れる存在になっていくべき」という橋岡。その上で「でも周りの選手もみんなそういう気持ちでやらないといけないと思っている」とも語る。

バーレーンで行われた前回大会は準々決勝でタジキスタンに勝って世界の切符を手にし、さらに見事優勝を飾ったが、過去を振り返れば4大会連続で世界を逃して来ており、特に今回は北朝鮮、タイ、イラクと厳しいグループに入った。「(前回まで)10年出られてないということはやっぱり本当に厳しいアジア予選でもあります」と認める橋岡だが、それは当然乗り越えていくべき場所であることも主張する。

「アジアの中では日本も徐々に絶対にワールドユース(U-20W杯)に出られるぐらいのチームになっていかないといけないと思うので、そこは前回の世代で優勝してますし、自分たちの世代でもしっかり繋げられるようにやって行きたい」