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【2024美白ニュース・第二弾】日焼け止めの最新技術は“プチプラブランド”に搭載!

加藤智一美容ジャーナリスト・エディター
出展:コーセー、資生堂、花王

ここ数年、技術進化が目覚ましいのが“日焼け止め”です。毎年、新しい技術が搭載されていますが、その最新技術がまずは“プチプラブランド”から採用されているのをご存じでしたか? 使い心地も機能性もアップグレードしているからこそ、より多くの人に使ってもらうことで、日焼け止めの進化を実感してもらいたい、というのがその理由。そこで、今回はプチプラ3ブランドの新作をピックアップ。最新技術とともにご紹介します。

1.表情の変化によって生じるUV膜のヨレを自動修復する「アネッサ」

資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ」が、新たに搭載したのは、会話や表情の変化によって生じるUV膜のヨレや隙間を自動修復する「オートリペア技術」という画期的な方法です。

これは独自成分を含む複数の粉体により、塗布膜に適度な流動性をもたせることができたことから実現した技術。

UV膜が表情の動きに追随することで、塗布膜にできるミクロレベルの傷やヨレを修復。紫外線防御機能を維持することが可能に。アウトドアなどアクティブなシーンで活躍してくれそうな1品です。

オートリペア技術搭載。アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NA 顔・からだ用 SPF50 +・PA++++ UV耐水性★★ 60mL ¥3,058(編集部調べ)*2月21日発売 出典:資生堂
オートリペア技術搭載。アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NA 顔・からだ用 SPF50 +・PA++++ UV耐水性★★ 60mL ¥3,058(編集部調べ)*2月21日発売 出典:資生堂


2.“肌映え”に舵をきった! 朝塗りたての顔印象が続く「アリィー」

ここ数年、「アリィー」の日焼け止めは、UVカット機能に加え、好みの香りや理想の肌仕上がりを追求したり、ポイントメイクができるものなど、‟肌映え”にアプローチしたりすることで支持を集めてきました。

そして、今年登場するのは、朝の肌が長時間持続するという‟肌映え”する日焼け止め。日焼け止めに含まれる油分のカプセル化や、皮脂を吸収する粉体など、さまざまな技術を組み込んだことで、8時間の化粧もちを実証。

夕方になっても、きれいが続く仕様に。さらに、ファンデーションの油分と混ざりにくいことで、メイクの上からの塗り直しもできるよう工夫されています。

7つのアプローチで映え肌が続くUV下地。アリィー クロノビューティ ラスティングプライマーUV  SPF50・PA++++ 25g ¥1,980(編集部調べ)出典:花王
7つのアプローチで映え肌が続くUV下地。アリィー クロノビューティ ラスティングプライマーUV  SPF50・PA++++ 25g ¥1,980(編集部調べ)出典:花王

3.SPF最高値ながら、“うるぱしゃ”の快適なつけ心地を追求した「雪肌精」

SPF50+と国内最高値のUVカット効果をもちながら、塗った瞬間に肌にすっとなじむような“美容液テクスチャー”を開発したのが「雪肌精」です。

初採用された水分を抱え込んだ網目状のポリマーが肌の上に伸び広がることで、のびのよさとつけ心地のよさを両立。使うほどに、角質の水分量が増加して、保湿効果も持続するというエビデンスも取得しています。

また、サンゴフレンドリー処方を引き続き採用。海でも安心して使える日焼け止めに仕上がっています。

雪肌精 スキンケア UV エッセンス ジェル SPF50+・PA++++ 90g ¥2,310(編集部調べ) 出典:コーセー
雪肌精 スキンケア UV エッセンス ジェル SPF50+・PA++++ 90g ¥2,310(編集部調べ) 出典:コーセー

最新の日焼け止めをシーンに応じて使いこなそう

従来の日焼け止めは、“いかに焼けないか”という機能性が注目されていましたが、その機能性(日焼けしないこと)が成熟していくなかで、ブランドごとに異なる魅力を付与した日焼け止めが登場しはじめています。

春は最新の技術を搭載した新作が一気にリリースされるタイミング。紹介したブランドはいずれもプチプラなので、快適にUV対策をするうえで、複数のブランドを使い分けるのもおすすめです。

美容ジャーナリスト・エディター

popteen(角川春樹事務所)、ViVi(講談社)、25ans(ハースト婦人画報社)など、女性誌の美容担当を経て独立。女性誌・男性誌・新聞など、さまざまな媒体で執筆。講演・PRアドバイスでも活躍。著書に「お洒落以前の身だしなみの常識」、「思わず触りたくなる美肌をつくる身だしなみメイク」(ともに講談社)などがある。

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