がんと闘ったアイドル・丸山夏鈴さんは、最期までアイドルだった。

がんと闘ったアイドル・丸山夏鈴さん(21)が亡くなり、昨日告別式が行われました。

小学生のころから入退院を繰り返し、度重なる脳腫瘍摘出手術を経てなお、CDデビューをめざし、病室からの動画を発信し続けた彼女は、多くのファンに感動を与えました。

現在、アイドルとは、さまざまな意味で使われています。

ですが、仮にアイドルが「夢を見させる」「応援したい気持ちにさせる」「元気なかわいらしさでがんばる気持ちを、見るものに追体験させる」行いであるならば、彼女の生き様こそまさに、アイドルだったと言えるでしょう。

ファン達も、彼女の姿勢から熱いメッセージを受け取りましたし、病床の娘を叱咤激励し続けたお母さんもまた、娘がアイドルであることに、どれだけ元気づけられたことでしょう。そして誰よりも彼女自身が、自らのアイドル生活に支えられて、命の火をともし続けました。

告別式では、遺体が参列者に正対するように置かれ、マイクスタンドを前にほほ笑む夏鈴さんの写真が飾られ、デビュー曲が会場を包んだと言います。これは、「もう一度ライブを行いたい」という彼女の気持ちを汲んだ演出とのこと。

高校では生徒会長を務めた彼女。卒業式で述べた答辞では「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと」と述べています。この言葉は、なでしこJAPAN佐々木則夫監督の名言としても有名です。

彼女がこれまで果たしてきた挑戦の数々に思いをはせつつ、冥福を祈りたいと思います。

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