錦織圭が愛される理由。お腹出して汗拭き、QMK、ひよこちゃんバッグ…。天然キャラに日本中が萌えた

錦織は愛されキャラ

テニス全米オープンの錦織圭の快進撃に、日本中が湧きました。

同大会はWOWOWが独占生中継していたのですが、視聴者からの要望が殺到し、急きょNHKが決勝戦の録画放送の権利を獲得。ようやく地上波での放送が実現したほどの過熱ぶりでした。

日本中が注目した決勝戦、結果はセットカウント0-3で敗北。残念ながら、日本人として初めての4大大会制覇とはなりませんでしたが、世界の舞台で堂々と戦う錦織に魅せられ、ファンになった方も多いのではないでしょうか?

錦織選手の胸がすくようなプレーは実に魅力的ですが、今回注目したいのは彼の類いまれな「愛される資質」。プレーのみならず、その醸し出すオーラ・キャラクターに、普段テニスを観ない人たちもくぎ付けになったはずです。

お腹を出して汗を拭く仕草

まず独特なのが、ウェアのすそで顔の汗をぬぐう仕草。リストバンドをしているのにもかかわらず、お腹を出して額の汗をぬぐい、そのままだらしなくお腹が少しのぞいたままというシーンがたびたび映し出されました。なんとなくお行儀が悪いというか「こら!お腹出さない!」「大人なのに!」と、つい画面に向かって突っ込みたくなるような愛嬌があります。

ひよこバッグも愛嬌たっぷり

また、今大会は彼がコートサイドに持ち込んでいる黄色いバッグも話題に。所属する日清食品のチキンラーメンのキャラクター「ひよこちゃん」がプリントされたもので、白熱した試合の途中にちらりと画面に映るこのバッグが「可愛い!」と話題に。

天然な受け答えも萌えポイント

さらに、準々決勝では4時間を超える激闘の末、バブリンカをフルセットで制しましたが、試合後のインタビューでは

「急にマッチポイントがきたので」

正直すぎる胸の内を語り、ネット上では「Q(急に)M(マッチポイントが)K(きたので)」「QMKキター」などと騒がれました。

「世界のK」と「近所の圭たん」のギャップ

このように、錦織選手には、とにかく憎めない近所の男の子というか、いじられキャラの同級生のような親近感が匂い立ちます。「世界のK」の合間に見せる、近所の「圭たん」(大会期間中、我が家ではこの愛称で呼ばれていました)のギャップにファンも急増中です。

幅広いファンから愛される国民的アイドルアスリートといえば、浅田真央。競技中の真剣な表情と裏腹に、会見などで見せる天然で、あどけない雰囲気、少し舌足らずな受け答え。彼女はいくつになろうとも日本中が「真央ちゃん」と呼びたくなる、いわば「日本の孫」たる地位を確立していますが、彼にもどことなく同じ空気を感じます。

本田圭佑との違い、浅田真央との共通点

サッカーの本田圭佑やボクシングの亀田興毅、水泳の北島康介のようなビックマウスで自らを奮い立たせる、ギラギラとしたファイターではありませんし、野球のイチローやサッカーの中田英寿のような孤高のスーパースタータイプのアスリートでもありません。

しかし、錦織には友達のようにつっこませてくれる隙があり、誰もが純粋に「がんばれ!」と応援したくなる愛嬌を持ち合わせているのです。

マイケル・チャンコーチは父のよう

今回はベスト4に残った選手のコーチにも注目が集まりました。

ボリス・ベッカー(ジョコビッチ) VS マイケル・チャン(錦織)

ゴラン・イバニセビッチ(チリッチ) VS ステファン・エドバーグ(フェデラー)

なんとコーチ全員がグランドスラムの優勝経験者。今回、錦織のプレー面はもちろんメンタル面にも大きな影響を与えたと言われているマイケル・チャン。他のコーチが比較的冷静に観客席から見守る中、マイケル・チャンは念を送るかのように1ショット1ショットを見つめ、ガッツポーズを連発。日本で見ている私たちと同様の応援っぷりは、もはやコーチというより父親(圭たんパパ)のようです。

新たな「日本の孫」に業界関係者も注目

信じられないスピードでコート中を駆け回り、天才的なショットを繰り出す錦織に、全米オープンのセンターコートは「Kコール」に包まれました。いっぽうで、オフコート(ときにはオンコートでも)では愛されキャラを爆発させる「圭たん」。

惜しくも優勝は逃しましたが、日本中の視聴者の心はわしづかみにした錦織を、各メディア・広告関係者がほうってはおくはずはありません。今後のますますの活躍を見守りたいと思います!