高校生は平日で1日3時間近く…小~高校生のスマートフォンでのインターネット利用時間

↑ いつでもどこでも気軽にインターネット。時間の経過も忘れてしまうほどだが…。(ペイレスイメージズ/アフロ)

・スマートフォンでインターネットを利用している小学生は17.4%、中学生は46.4%、高校生は89.4%(2017年)。

・スマートフォンでインターネットを利用している人における、平日の利用時間が2時間以上の人は小学生は約1/4、中学生は5割強、高校生では3/4ぐらい。

・スマートフォンでインターネットを利用している人における、平日の平均利用時間は小学生で68.3分、中学生で127.5分、高校生で177.7分。

機動力に長け、本体そのものが持つ機能だけで無く実装するアプリケーションの活用とインターネットのアクセスを通じて得られるサービス・情報の力を合わせることで、魔法のツールと化すのが携帯電話。特にスマートフォンは携帯電話の概念を「携帯できる電話」から「携帯型総合情報端末」へとシフトさせた。今回はそのスマートフォンにスポットライトを当て、現在の小学生から高校生がどの程度の時間を、機能を最大限に引き出す源となるインターネットへのアクセスに費やしているかについて、内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査」(※)の結果を基に確認する。

今調査によれば直近年となる2017年における小学生から高校生のスマートフォンを使ったインターネット利用率は次の通り。小学生17.4%、中学生46.4%、高校生89.4%となっている。

↑ デジタル機器利用状況(2017年、小~高校生)(複数回答)(該当機器でインターネットを利用)(主要機種・学校種類別)
↑ デジタル機器利用状況(2017年、小~高校生)(複数回答)(該当機器でインターネットを利用)(主要機種・学校種類別)

次に示すのは「スマートフォンでインターネットを利用している人」における、平日の平均的なスマートフォンを用いたインターネットの利用時間。「未使用」の回答が存在するのは、今件回答が平日の平均時間であるため。土日にのみスマートフォンでインターネットを利用する人も「スマートフォンを使ったインターネット利用者」に該当するため、今件調査項目の回答者に該当する一方、平日の利用時間はゼロとなる。なお今件における「スマートフォン」とは通常型のスマートフォンを指し、子供向けや格安スマホなどは該当しない。

↑ スマートフォンによるインターネット利用者における平日のインターネット利用時間(2017年)
↑ スマートフォンによるインターネット利用者における平日のインターネット利用時間(2017年)

大よそ学校種類が上になるに連れて時間が伸びていることが分かる。平日で1日2時間以上の利用者は小学生では約1/4、中学生は5割強、高校生では3/4ぐらいにまで増える。男女差はあまり出ていない。あえて言えば小学生では女子の方が、中高生では男子の方が長い雰囲気ではある。

この動向を、平均時間を算出することで確認できるのが次のグラフ。

↑ スマートフォンによるインターネット利用者における平日のインターネット利用時間(2017年)(平均時間、分)
↑ スマートフォンによるインターネット利用者における平日のインターネット利用時間(2017年)(平均時間、分)

小学生、中学生、高校生と綺麗な形で利用時間が伸びている。また男女差はほとんど無く、男女別を問わずにスマートフォン利用者は平日から多分にインターネットを利用していることが分かる。「ながら利用」が含まれるとはいえ、高校生は1日の起きている時間のうち1/6程度をスマートフォンのネット利用に費やしている計算になる。

今調査ではスマートフォンには通常タイプ以外に子供向け、格安スマホ、携帯契約切れスマートフォン(無線LANからのインターネットアクセス専用端末としての利用)に仕切り分けがされており、それぞれの統計値が算出されている。しかし、回答者数が少なく数字のぶれが大きいため、今回は精査を省略した。大勢に影響は無いが、将来それなりの数字が出るシェアを持つようになれば、改めて確認をしていくことにしよう。

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※青少年のインターネット利用環境実態調査結果

直近年度分は2017年11月3日から12月3日にかけて2017年11月1日時点で満10歳から満17歳までの青少年とその同居保護者それぞれ5000人に対し、調査員による個別面接聴取法(保護者は訪問配布訪問回収法)で行われたもの。時間の調整ができない場合のみウェブ調査法(保護者は加えて郵送回収法)を併用している。有効回答数は青少年が3288人(うちウェブ経由は122人)、保護者は3469人(うちウェブ経由は44人、郵送回収法は26人)。過去の調査もほぼ同じ形式で実施されている。

(注)本文中のグラフや図表は特記事項の無い限り、記述されている資料からの引用、または資料を基に筆者が作成したものです。

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(注)グラフの体裁を整える、数字の動きを見やすくするためにグラフの軸の端の値をゼロで無いプラスの値にした場合、注意をうながすためにその値を丸などで囲む場合があります。

(注)今記事は【ガベージニュース】に掲載した記事に一部加筆・変更を加えたものです。