ホワイトデーにおける本命チョコのお返し事情、種類と予算相場を探る
お返しはお菓子がメイン
本日3月14日はホワイトデー。2月14日のバレンタインデーにチョコを受け取った人がそのお返しをする日だとされている。本命チョコを受け取った人は何を、どれ位の予算で返せば良いのか。ライフメディアのリサーチバンクがホワイトデーに関して男性諸氏を対象に実施した調査結果から、その実情を探る。
該当調査対象母集団(20代から50代の男性に対して行ったもので、有効回答数は1000件。世代構成比は10歳区切りで均等割り当て)において、本命チョコを貰った人は大よそ2割強。この人たちに、ホワイトデーでどのようなお返しをするかを尋ねたところ、お菓子を用意する人は約3/4に達する結果となった。そのうちお菓子に加えて何らかのギフトを追加する人は全体の約2割。
本命チョコを受けてまで、お返しをしない人は少数に留まっている。また、相手との関係にもよるが、お菓子をお返しにするのは基本的なパターンとして認識されているようだ。
お返しのお菓子の種類や相場は?
本命チョコのお返しをすると決めた際に、気になるのは世間一般の相場。自分の想いをそのまま形にすれば、本来は相場など関係は無いのだが、世間一般の動きと異なる対応をしてしまうと気まずいのでは? との考えもある。
そこで2つほど、本命チョコのお返しに関する調査結果項目を抽出していく。まずはお菓子をお返しに渡す人の、お菓子の種類。
もっとも多くの人が選んだのはクッキーで3割近く。次いでチョコレートが1/4、ケーキが1/4近く。ちなみにそれぞれのお菓子の意味だが、一部ではその様式、造形などから特別の意味を持つとの解釈がなされていることもある。例えばマシュマロならすぐに溶けるので拒絶の意味、友達の関係を維持したいとの意志表示ならサクサク感のあるクッキー、本命の意志を返したいのなら甘味が継続するキャンディー。
しかし実際にはそこまでの意味合いを考える必要は無い。むしろ相手の趣味趣向に合った種類のお菓子を用意してこそ、ホワイトデーにふさわしいといえる。
お菓子も含め、本命チョコにお返しをする人は、予算をどの程度と見積もっているのだろうか。
ボリュームゾーンは1000円台でほぼ3割、次いで500円から1000円未満が2割強、2000円台が2割近く。その一方で5000円から1万円未満・1万円以上の層もそれぞれ1割近くほどおり、お菓子に加えて何らかのプレゼント、あるいはプレゼント単独での用意をする人が、多分にこの予算層にいるものと考えられる。
概算平均額は3000円。「お菓子のみ」「お菓子とプレゼント」「プレゼントのみ」全てのパターンを合わせた平均値なので、いくぶん高めに出てしまっている。ともあれ、平均額は3000円強、お菓子だけなら1000円から2000円台と見積もれば、大体世間一般の相応額と考えて問題はなかろう。
本命チョコを受け取った男性諸氏に、何らかの形で参考になれば幸いである。
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