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ゴルフ界の王者T・ウッズの長男チャーリーくんがアパレル契約!?「あの噂」も一層拡大!? #ゴルフ

舩越園子ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学・客員教授
写真は2022年大会時のもの。(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

ゴルフ界の王者タイガー・ウッズの長男で14歳のチャーリーくんが「アパレル契約を結んだ」と米スポーツイラストレイテッドが報じた。

契約先は、父親ウッズと同じナイキではなく、ゴルフ・アパレル・カンパニーのグレイソン。同社と契約しているPGAツアー選手と言えば、真っ先に思い浮かぶのは、ジャスティン・トーマスだ。

グレイソンからの正式発表はまだないが、同社のブランド・アンバサダー、元NFL選手のラリー・フィッツジェラルドがSNSで「チャーリー、グレイソン・ファミリーへ、ようこそ」と12月18日(米国時間)に発信。

同社のHPには、グレイソンのゴルフウエアを身に付けたチャーリーくんの写真が掲載されたが、それから約2時間後に削除されたため、その理由が取り沙汰され始め、米ゴルフ界が騒々しく動いている。

契約内容も今はもちろん不明だが、チャーリーくんがまだハイスクール1年生であることから、アンバサダーとしての契約ではないだろうと米スポーツイラストレイテッド誌は見ている。

振り返れば、12月16日と17日に米フロリダ州のリッツカールトンGCで開催された親子大会のPNCチャンピオンシップに出場した際、これまではいつもお揃いのウエアを着ていたウッズ父子が、今回は別々のウエアを身に付けていた。

そして、初日はウッズ父子とトーマス父子が同組だったが、そのときトーマス父子と同様にチャーリーくんもすでにグレイソンのウエアを着ていた。

ウッズとトーマスは以前からとても親しい仲で、チャーリーくんはトーマスを兄のように慕っている。そんな関係を含めて考えれば、トーマスがブランド・アンバサダーを務めるグレイソンとチャーリーくんが結びついたことは、ある意味、自然な流れのように感じられる。

そして、もう1つ、「あの噂」が一層、膨らんだことも、自然な流れと言えるだろう。

ウッズとナイキとの27年間に及ぶ契約が終了するという噂は、昨今、米ゴルフ界で囁かれ続けているが、チャーリーくんがナイキではなくグレイソンと契約したことは、その噂を加速させている。

PNCチャンピオンシップの際、噂について問われたウッズは「僕は今も彼ら(ナイキ)のウエアを着ている」とだけ答えたが、チャーリーくんの契約は「噂」を一層、拡大している。

ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学・客員教授

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。百貨店、広告代理店勤務を経て1989年に独立。1993年渡米後、25年間、在米ゴルフジャーナリストとして米ツアー選手と直に接しながら米国ゴルフの魅力を発信。選手のヒューマンな一面を独特の表現で綴る“舩越節”には根強いファンが多い。2019年からは日本が拠点。ゴルフジャーナリストとして多数の連載を持ち、執筆を続ける一方で、テレビ、ラジオ、講演、武蔵丘短期大学客員教授など活動範囲を広げている。ラジオ番組「舩越園子のゴルフコラム」四国放送、栃木放送、新潟放送、ラジオ福島、熊本放送でネット中。GTPA(日本ゴルフトーナメント振興協会)理事。著書訳書多数。

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