タイガー・ウッズ、撮影に向かう途上で起こした交通事故だった

(写真:Splash/アフロ)

タイガー・ウッズが運転する車が単独事故を起こしたのは、2月23日の朝7時12分(現地時間)。場所はロサンゼルス郊外の高級住宅街であるパロスベルデス近郊だった。

ウッズは有名人たちへのゴルフレッスンの撮影をしており、前日は元NBAの選手、ドウェイン・ウェイドとの撮影を終えたばかり。この日はローリングヒルズCCでの撮影2日目に向かう途上だった。

車両は道路から6メートル以上も脇のブッシュの中へ投げ出され、主に前部が大破しているため、画像などを一見すると、あたかもフリーウエイでよほどスピードを出していたかのように思われる。だが、事故現場は高速道路上ではなくホーソーン・ブルーバードという一般道だった。現地の天気は快晴だった。

事故後、ウッズは車両から引っ張り出され、近くのハーバー・UCLAメディカルセンターに緊急搬送され、手術を受けているが、詳細はまだ不明だ。

現地では、ロサンゼルス市警が米メディアの質問に答え、「事故原因などの詳細は現在も調査中。(ウッズ本人の)アルコールや薬物検査にも至っていない」と語った。

ウッズ自身が交通事故を起こしたのは、2009年11月に続いて、これが2度目。あのときは、消火栓にぶつかった小さな事故だったが、その事故が未曽有の不倫騒動につながっていったことは、すでに10年以上が経過した今でも記憶に新しい。

ウッズの長年のエージェントであるマーク・スタインバーグ氏は、次のような声明を出した。

「タイガー・ウッズが今朝、カリフォルニアで単独事故を起こし、脚に複数個所、負傷している。現在、手術中。みなさんのサポートに感謝します」

米ツアーのジェイ・モナハン会長も、声明を出した。

「タイガー・ウッズの交通事故という報告を受け、現在、手術後の詳報を待っているところです。PGAツアーとプレーヤーは、みなウッズの回復を祈っています」

今週開催される世界選手権シリーズのワークデー選手権に出場するツアー仲間たちもショックを受けている。

フロリダ州ジュピターで「ご近所さん」どうしで親友のような付き合いをしているジャスティン・トーマスは「胃がえぐられているような気持ちだ。最も親しい友人が事故に遭った。とにかくウッズの無事を祈っています。そして彼の子どもたちのことが心配です」

まさに、今は無事を祈るばかりだ。

東京都出身。早稲田大学政経学部卒業。百貨店、広告代理店勤務を経て、89年に独立。93年渡米後、米ツアー選手と直に接し、豊富な情報や知識をベースに米国ゴルフの魅力を発信している。選手のヒューマンな一面を独特の表現で綴る“舩越節”には根強いファンが多い。2019年から米国から日本に拠点を移す。ゴルフジャーナリストとして執筆を続ける一方で、テレビ、ラジオ、講演、武蔵丘短期大学客員教授を務めるなど活動範囲を広げている。ラジオ番組「舩越園子のゴルフコラム」四国放送(月〜金、12時55分から13時)、静岡放送(日曜、朝7時30分から7時45分)、山梨放送(月〜金17時25分から17時30分)で放送。

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