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侍ジャパンのライバルたち:東京五輪野球競技、各国ロースター紹介

阿佐智ベースボールジャーナリスト
プレミア12で東京オリンピック出場を決め、歓喜に沸くメキシコ(写真提供WBSC)

アメリカ合衆国:メジャー経験者13人の層の厚さ

投手

16 スコット・マクガフ(ヤクルト) 31歳 右投右打39試合2勝1敗16セーブ2.39

22ニック・マルティネス(ソフトバンク) 30歳 右投左打 11試合7勝2敗2.03

28ライダー・ライアン(レンジャーズ3A) 26歳 右投右打 21試合1勝4敗2セーブ6.17

30デビッド・ロバートソン(独立アトランティックリーグ・ハイポイント) 36歳 右投右打2試合1勝0敗0.00

31アンソニー・ゴース(インディアンス3A) 30歳 左投左打 16試合4勝1敗5.68

32ブランドン・ディクソン(カージナルス3A) 36歳 右投右打 6試合0勝0敗6.35 元オリックス

33 エドウィン・ジャクソン 37歳右投右打 (独立アトランティックリーグ・ハイポイント) 1試合0勝0敗0.00

メジャー通算17シーズンのジャクソン
メジャー通算17シーズンのジャクソン写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

35 シェーン・バズ (レイズ2A,3A) 22歳 右投右打 12試合3勝4敗2.25

40 ジョー・ライアン(レイズ3A )25歳 右投右打 12試合4勝3敗2.93

43スコット・カズミアー(ジャイアンツ3A)37歳 左投左打 7試合2勝1敗3.71

44 シメオン・ウッズ・リチャードソン(ブルージェイズ2A) 20歳 右投右打 11試合2勝4敗5.76

48 アンソニー・カーター (メキシカンリーグ・サルティージョ) 35歳 右投左打 18試合0勝2敗8セーブ 4.67 元日本ハム

捕手 

8 マーク・コロスバリ(レッズ2A ) 25歳 右投右打 34試合4本22打点 .226

34ティム・フェデロビッチ(ドジャース3A ) 33歳 右投右打 25試合3本9打点 .200

内野手

2 エディ・アルバレス(マーリンズ3Aなど) 31歳 右投両打 23試合3本13打点 .312

10 ニック・アレン(アスレチックス3A) 22歳 右投右打 55試合6本31打点 .319

12 ジェイミー・ウェストブルック(ブリュワーズ2A, 3A) 26歳 右投右打 54試合8本35打点 .328

25 トッド・フレイジャー(パイレーツ) 35歳 右投右打 13試合0本4打点 .086

26 トリストン・カサス(レッドソックス2A ) 21歳 右投左打 46試合6本30打点 .271

外野手

5 エリック・フィリア(マリナーズ3A) 29歳 右投左打 27試合2本8打点 .247

7 ジャック・ロペス(レッドソックス2A, 3A) 28歳 右投右打 47試合2本31打点 .304

18 パトリック・キブルハン(パドレス3A) 31歳 右投右打 50試合17本49打点 .274

23 タイラー・オースティン(DeNA) 29歳 右投右打68試合19本49打点 .314

24 バッバ・スターリング(ロイヤルズ3A) 28歳 右投右打 27試合7本17打点 .258

メキシコ:国内リーグ中心の布陣。メジャー経験者は10人、日本、台湾でのプレー経験者も。5人はメキシコ系アメリカ人

投手

17エドガー・アレドンド (ダイヤモンドバックス2A,3A) 24歳 右投右打19試合5勝2敗3セーブ防御率3.54

20マヌエル・バニュエロス(台湾・富邦) 30歳 左投右打 9試合1勝2敗 2.94

29オリバー・ペレス (ティファナ) 39歳 左投左打21試合1勝0敗2.63 元MLB

メジャーで19年のキャリアを誇るオリバー・ペレス
メジャーで19年のキャリアを誇るオリバー・ペレス写真:ロイター/アフロ

35フアン・オラマス (タバスコ) 31歳 左投左打11試合4勝5敗 3.62 日本戦先発

36テオドレ・スタンキエビチ(台湾・統一) 27歳 右投右打 7試合6勝1敗 1.07

46カルロス・ブスタマンテ(モンクローバ) 26歳 右投右打20試合0勝1敗13セーブ4.57

48ササヒ・サンチェス(メキシコシティ) 27歳 右投右打 16試合1勝2敗6.61

49セサル・バルガス (BCL茨城)29歳 右投右打 10試合5勝2敗1セーブ 1.64 元MLB

50マニー・バルエダ (オリオールズ2A, 3A) 32歳 右投右打 18試合1勝1敗1セーブ3.21

53ダニエル・ドュアルテ(モンクローバ) 24歳 右投右打 13試合1勝0敗 0.64

59ノエル・サラス(タバスコ) 36歳 右投右打20試合1勝0敗11セーブ 0.00 元MLB

66ヘスス・アングアメア(メキシコシティ) 27歳 右投右打 21試合1勝0敗 4.50

捕手

44ロマン・ソリス(モンテレイ) 33歳右投右打 30試合4本11打点 打率.233 元MLB

13アレクシス・ウィルソン (キンタナロー) 24歳 右投右打 40試合5本20打点 .238

内野手

18ダニエル・エスピノサ (モンクローバ) 34歳 右投両打 26試合4本17打点1盗塁 .281 元MLB

23エイドリアン・ゴンザレス(グアダラハラ) 39歳 左投左打43試合6本41打点3盗塁 .340 元MLB

24エフレン・ナバーロ(ティファナ) 35歳 左投左打 44試合1本24打点.345 元MLB,阪神

19ラミロ・ペーニャ (モンテレイ) 36歳 左投左打45試合7本26打点1盗塁 .321 元MLB,広島

74イサーク・ロドリゲス (ティファナ) 30歳 右投右打47試合3本20打点17盗塁 .387

2ライアン・ゴインズ (ブレーブス3A) 33歳 右投左打54試合2本25打点2盗塁.257 元MLB

外野手

5セバスティアン・エリサルデ (モンテレイ) 29歳 右投左打 23試合3本13打点2盗塁

.381

セバスティアン・エリサルデ(筆者撮影)
セバスティアン・エリサルデ(筆者撮影)

33ホセ・ゴンザレス(カンペチェ) 27歳 右投右打 43試合3本17打点8盗塁 .302

27ホナタン・ジョーンズJr. (ユカタン) 31歳 右投右打 17試合1本5打点 .211

32ジョーイ・メネセス(レッドソックス2A) 29歳 右投右打 49試合10本43打点 .301 元オリックス

ジョーイ・メネセス(筆者撮影)
ジョーイ・メネセス(筆者撮影)

ドミニカ:国内ウィンターリーグのみのプレーが8人という「自由契約者軍団」。それでもメジャー経験者12人の層の厚さ

投手

15C.C.メルセデス(巨人) 27歳 左投左打 6試合5勝1敗 2.31 日本戦先発

17ウィリアム・ヘレス(マリナーズ3A)29歳左投左打16試合0勝2敗1セーブ 11.21 元MLB

23ラモン・ロソ(フィリーズ3A) 25歳 右投右打 15試合0勝2敗 3.97 元MLB

28フニオル・ガルシア(ダイヤモンドバックス2A, 3A) 25歳 左投左打 22試合0勝2敗5セーブ 2.38

31ルイス・カスティージョ(ダイヤモンドバックス2A, 3A) 26歳 右投右打 18試合1勝2敗2セーブ 3.80

33ハイロ・アセンシオ(リセイ) 38歳 右投右打 7試合0勝0敗4セーブ 4.50元MLB 

37ハン・マリネス(トロス) 32歳 右投右打 11試合1勝1敗 1.42 元MLB

38エンジェル・サンチェス(巨人) 31歳 右投両打14試合5勝5敗4.68 

39ダリオ・アルバレス(メキシカンリーグ・ウニオンラグナ) 32歳 左投左打17試合1勝1敗2セーブ 防御率5.14 元MLB

41デニイ・レイエス(レッドソックス2A) 24歳 右投右打 13試合3勝1敗2.90

56ラウル・バルデス(トロス) 41歳 左投左打5試合2勝2敗 3.20 元MLB,中日

メジャー時代のバルデス
メジャー時代のバルデス写真:ロイター/アフロ

70ホセ・ディアス(メキシカンリーグ・メキシコシティ) 37歳右投右打 21試合2勝0敗1.89 元MLB, 横浜

捕手

2グスタボ・ニュネス(エストレージャス) 33歳 右投両打21試合0本2打点1盗塁 .267 

3イエフリ・ペレス(アギラス) 30歳 右投両打16試合0本0打点8盗塁 .000 元MLB

6エリック・メヒア(ロイヤルズ3A) 26歳 右投両打 15試合2本8打点1 .228元MLB 

7チャルリエ・バレリオ(独立アメリカンアソシエーション・スーフォールズ) 30歳 右投両打 11試合1本4打点 打率.263

10ヘイソン・グスマン(ロイヤルズA) 22歳右投両打33試合4本22本9打点 .291 

16ロルダニ・ボールドウィン(レッドソックス2A)25歳 右投右打29試合1本7打点 .242内野手

34フアン・フランシスコ(ヒガンテス) 34歳 右投左打24試合7本26打点 .200 元MLB 

外野手

14メルキー・カブレラ(アギラス) 36歳 左投両打24試合3本13打点 .302 元MLB

18フリオ・ロドリゲス(マリナーズA, 2A) 20歳 右投右打42試合9本30打点7 .311

19ホセ・バティスタ(FA) 40歳 右投右打

2018年までメジャーでレギュラー選手としてプレーしていたバティスタ
2018年までメジャーでレギュラー選手としてプレーしていたバティスタ写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ

36ホアン・ミエセス(レッドソックス2A, 3A) 26歳 右投右打46試合15本35打点 .281

64エミリオ・ボニファシオ(リセイ) 36歳 右投両打17試合0本6打点7盗塁 .255 元MLB

イスラエル:9人が五輪にために「現役復帰」。イスラエル生まれは3人の「ユダヤ系アメリカ人軍団」。過去に存在した現地プロリーグ在籍者は2人

投手

10デイビッド・シャラビ(独立アメリカンアソシエーション・スーフォールズ)29歳 右投右打 9試合0勝1敗 防御率6.48

12シュロモ・リペッツ(FA) 42歳 右投右打9試合3勝1敗10.98 (イスラエルリーグ・ネタニア/2007) イスラエル生

14ジョゼフ・ワグマン(チェコリーグ・テンププラハ)30歳右投左打

17ジェーク・フィッシュマン(マーリンズ3A) 26歳 左投左打 18試合2勝1敗3.86

21ジョナサン・デマルテ(FA) 28歳 右投右打 5試合1勝1敗5.06(オーストラリアウィンターリーグ・パース/2019-20)

23ベンジャミン・ワンガー(独立アトランティックリーグ・ランカスター) 24歳右投左打4試合0勝0敗 7.11

27ジョナサン・モスコト(FA) 30歳 右投右打 5試合0勝3敗8.02 (レッズ/2016) 元MLB

ジョナサン・モスコット(イスラエル野球協会提供)
ジョナサン・モスコット(イスラエル野球協会提供)

29アルオン・レイチュマン(FA) 32歳 右投右打 6試合0勝0敗25.88(イスラエルリーグ・ベイシェメシュ/2007) イスラエル生

28ジョシュア・ザイド(FA) 34歳 右投右打6試合1勝1敗21セーブ 11.25(メキシコウィンターリーグ・ハリスコ/2017-18) 元MLB

30ジェレミー・ブレイク(FA) 34歳 左投左打 30試合4勝3敗5.40 (ツインズ3A /2019)元MLB

ジェレミー・ブレイク(イスラエル野球協会提供)
ジェレミー・ブレイク(イスラエル野球協会提供)

44ザチャリ・ワイス(マリナーズ3A) 29歳 右投右打16試合2勝2敗1セーブ4.15 元MLB

47アレクサンドル・カッツ(カブスA, 2A) 26歳 左投左打 14試合1勝3敗6.68

捕手

7タル・エレル(リン大学) 25歳 右投両打 12試合0本3打点 打率.174

9ニコラス・リックルズ(FA) 31歳右投右打 13試合1本4打点 .162(ドミニカウィンターリーグ・トロス/2018-19)

36ライアン・ラバンウエー(インディアンズ3A) 34歳 右投右打 32試合8本28打点 .250元MLB

内野手

3イアン・キンズラー(独立アトランティックリーグ・ロングアイランド) 39歳 右投右打 5試合0本2打点1盗塁 .375 元MLB

オリンピックに向けて独立リーグで現役復帰したメジャー通算1999安打のキンズラー(イスラエル野球協会提供)
オリンピックに向けて独立リーグで現役復帰したメジャー通算1999安打のキンズラー(イスラエル野球協会提供)

6ザカリー・ペンプランセ(独立フロンティアリーグ・ニューヨーク) 36歳 右投右打 34試合1本15打点14盗塁 .254

8スコット・バーチャム(ロッキーズ3A) 28歳 右投右打 27試合1本3打点 .238

11タイラー・ケリー(マリナーズ3A) 33歳 右投両打 24試合2本10打点 .227元MLB

19ダニー・バレンシア(独立アトランティックリーグ・ロングアイランド) 37歳右投右打6試合0本2打点 .167 元MLB

22 ミッチェル・グラセル(独立アメリカンアソシエーション・スーフォールズ) 31歳 右投右打 39試合1本20打点 .345

外野手

2ブレイク・ガイレン(独立アトランティックリーグ・ランカスター) 36歳 左投左打 47試合9本47打点3.273

4ロベルト・パラー(独立ペコスリーグ・コロラドスプリングス) 28歳右投左打22試合4 本32打点2盗塁 .420

24アッサフ・ロウェンガルト(マンスフィールド大学) 20歳 右投右打 36試合11本26打点 .290イスラエル生

TOKYO2020野球競技は本日より決勝トーナメントに突入する。韓国代表については、また後日メンバーの詳細をお伝えしたい。

ベースボールジャーナリスト

これまで、190か国を訪ね歩き、23か国で野球を取材した経験をもつ。各国リーグともパイプをもち、これまで、多数の媒体に執筆のほか、NPB侍ジャパンのウェブサイト記事も担当した。プロからメジャーリーグ、独立リーグ、社会人野球まで広くカバー。数多くの雑誌に寄稿の他、NTT東日本の20周年記念誌作成に際しては野球について担当するなどしている。2011、2012アジアシリーズ、2018アジア大会、2019侍ジャパンシリーズ、2020、24カリビアンシリーズなど国際大会取材経験も豊富。2024年春の侍ジャパンシリーズではヨーロッパ代表のリエゾンスタッフとして帯同した。

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