【60歳代・二人以上世帯】「生活が苦しい」高齢者世帯は48.3%…貯蓄「100~200万円未満」の割合とは【定年後シニアの実態】
2024年は計画的に貯蓄しよう
これまで60歳代・二人以上世帯の「貯蓄100~200万円未満の割合」と平均・中央値を確認してきました。 貯蓄を取り崩しながら生活していると思われる高齢者世帯も多く見受けられる現代。貯蓄を増やすには、毎月収入から一定額を貯金し、残りを生活費に当てる「先取り貯金」が効果的です。 また、新NISAなどの非課税制度も貯蓄には有効な手段のひとつ。人生100年時代、ご自身のライフスタイルや価値観に合わせて、セカンドライフのための貯蓄計画を考えてみましょう。 ● 【参考】60歳代・二人以上世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む) ・金融資産非保有:21.0% ・100万円未満:5.9% ・100~200万円未満:4.5% ・200~300万円未満:4.3% ・300~400万円未満:3.0% ・400~500万円未満:1.9% ・500~700万円未満:7.2% ・700~1000万円未満:6.7% ・1000~1500万円未満:6.8% ・1500~2000万円未満:5.4% ・2000~3000万円未満:9.5% ・3000万円以上:20.5% 平均:2026万円 中央値:700万円
参考資料
・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」 ・金融庁「新しいNISA」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
荒井 麻友子