愛子さま4月就職へ…貴重映像! 皇族方の様々な“就職先”~電話受ける姿や“社食カレー”も 【皇室a Moment】
愛子さまの日本赤十字社への就職は、天皇家の内親王が、皇族でありながら「研究職」でなく「事務職」に就かれる点で初めてです。これから本格化する公務に支障がないよう「嘱託」での就職となりますが、社会のために真摯に取り組まれていくと思います。
お母さまの皇后さまも、外務省に6年ほど勤務されましたので、仕事の取り組みについてはいろいろ助言をされるだろうと思います。 これは私の推測ですが、愛子さまの日赤への就職は、一時的なものではなく、一生の仕事として、人を助ける仕事を選ばれたのではないかなと思います。学生生活は、コロナでキャンパスライフがほとんどなかったわけですが、今後ご自分の思い定めた道を真っ直ぐ進んでいただけたらいいなと願います。日赤の赤いジャンパーを着て仕事をされている姿を見る日も、そう遠くないだろうなと思っています。 ――天皇皇后両陛下という、まさに社会の中に入って行くという思いをもたれているご夫妻の下で育てられましたから、やはり愛子さまご自身が現場で活躍する日というのを私も楽しみにしたいですし、女性皇族の人数が減っている中で愛子さまのご活躍を私たちも刺激を受けながら見守りたいなと思いました。 【井上茂男(いのうえ・しげお)】 日本テレビ客員解説員。皇室ジャーナリスト。元読売新聞編集委員。1957年生まれ。読売新聞社で宮内庁担当として天皇皇后両陛下のご結婚を取材。警視庁キャップ、社会部デスクなどを経て、編集委員として雅子さまの病気や愛子さまの成長を取材した。著書に『皇室ダイアリー』(中央公論新社)、『番記者が見た新天皇の素顔』(中公新書ラクレ)