ワームじゃなくてもバスは釣れる!覚えておくべき3つのクランクベイトの魅力
ただ巻くだけでなく食わせの『間』を作れる
中層をただ単に巻くこともできるが、多くの場合、クランクベイトはなにかに当たる(ぶつける)ことを前提に使用する。そうすることで、ただまっすぐ泳いでいたルアーに対して急激な軌道変化が生じて、それがバスの捕食スイッチをいれるきっかけとなるのだ。リップやボディ体積が大きいため根掛かりしにくいという要素と合わせて、クランクベイトならではの利点と言えるだろう。 小松「同じような用途の巻き物としてはスピナーベイトがありますよね。ことアピール力に関してはあちらのほうが優れていることが多いです。でもリーリングスピードの多彩さや食わせの『間』の作りやすさという点ではクランクベイトのほうが優れているんですよ」
小松さんオススメクランクベイト/スーパーZ(メガバス)
汎用性抜群のどこでも使えるクランクベイトであり、小松さんも全国各地で使えると太鼓判を押す傑作だ。障害物に対して舐めるようにコンタクトするのが特徴で、ガンガン巻いてくることが可能。リップサイズの異なる3アイテムを展開するシステムクランクで、リップが大きくなるほど深く潜り、アピール力も高まっていく。アクションはロールが強めのウォブンロール。
小松友哉
こまつ・ともや/メガバス最若手クラスのプロスタッフにして、JBトップ50にて全国をトレイルするトーナメンター。印旛沼育ちの根っからのシャローマンであり、カバー撃ちや巻き物の釣りを得意とする。