【現役保育士がアドバイス】食事、お出かけ、着替えの“あるあるイヤイヤ”対処法
[着替えのときのイヤイヤ]雨が降っていないのに「これ!」と長靴を履きたがる(1才10カ月)
[あつみ先生より] 長靴に対して特別感を持っている子は多いですね。脱ぎ履きもしやすいので、晴れの日も履きたくなるのかも。たくさん歩いたり走ったりする日など長靴が適さない場面では、「今日はこっちの靴のほうが速く走れるよ」と誘ったり、靴を2~3足置いて「どれにする?」と選ばせてあげて。2才以上になると、「今日は長靴だと転んじゃうよ」と理由を伝えるだけで納得してくれることもあります。
[着替えのときのイヤイヤ]どの服を提案しても「イヤ!」(2才4カ月)
[あつみ先生より] 服選びにこだわりがあるというより、自分の意思を主張して、自分で決めたいという時期です。「今日はどれを着る?」と服を2~3着並べて、子どもに決めてもらいましょう。親が「上下の柄の組み合わせがなんか変…」と思ったとしても、否定せず、温かく見守ってあげてください。 あつみ先生に、子どものイヤイヤ期に直面しているママ・パパへのメッセージをお願いしたら、「『イヤ!』という主張が始まるのは、子どもが自分の意志を持ち始めたということ。イヤイヤ期は、子どもが『自分』を出していくとても大事な時期です。この複雑な時期の子どもの気持ちに寄り添ってあげてください。ただし、親がストレスを抱えすぎないことも大切です。もしもママ・パパが子育てのことで悩んでいて、一時保育や通園中の保育園に相談できる環境にあるならば、ぜひ園へ相談してみてくださいね」と答えてくれました。 ●あつみ先生PROFILE 保育士・幼稚園教諭。保育士として勤務をしながら月間30万PVの保育ブログを運営中。新人保育士や子育てに悩む保護者をサポートする目的で、YouTubeやSNSなとどを通じ、現場目線での保育& 子育て情報を発信しています。 監修/あつみ先生 取材・文/高本亜紀、ひよこクラブ編集部 参考/『後期のひよこクラブ』2025年冬号別冊第2付録「いつから? どう乗り越える? イヤイヤ期は怖くない! 対処法、教えます」特集 ●掲載している情報は2024年10月現在のものです。
たまひよ ONLINE編集部