「液体洗剤」VS「固形石けん」台所洗剤でコスパがよいのはどっち?洗剤を節約する方法とは?
液体洗剤は必ずしも合成洗剤ではない
液体洗剤は合成洗剤が多く、さまざまな種類の製品が販売されています。しかし、固形のイメージが強い石けんにも、液体タイプは存在します。 消費者庁によると、合成洗剤の定義は「界面活性剤又は界面活性剤及び洗浄補助剤その他の添加剤から成り、その主たる洗浄作用が純石けん分以外の界面活性剤の界面活性作用によるもの」とのことです。また、製品に「台所用合成洗剤」と表記することが義務付けられています。 一方、石けんは「界面活性剤又は界面活性剤及び洗浄補助剤その他の添加剤から成り、その主たる洗浄の作用が純石けん分の界面活性作用によるもの」です。表記は純石けん以外の界面活性剤を含んでいなければ「台所用石けん」、含まれていれば「台所用複合石けん」と定められています。 つまり、純石けん成分の含有量が多いか少ないか、また純石けん成分以外の界面活性剤などが使用されているかなどで「合成洗剤」もしくは「石けん」と認定されます。 使用している液体洗剤に、純石けん成分以外の化学成分が含まれているか気になる方は、製品の表記を確認してみましょう。
製品によっては固形石けんの方がコスパはよい
今回のケースでは、液体洗剤よりも固形石けんの方が、コスパが優れているという結果が出ました。しかし、液体洗剤の場合は大容量の詰め替えボトルを使用すると、固形石けんよりも1回あたりの使用料金が安くなる可能性があります。 少しでも洗剤を節約しながら使いたいときは、大容量サイズを購入するほかに、洗う順番も意識してみましょう。油分の少ない食器から洗うことで、洗剤をスポンジにつける回数が減らせるため、よりコスパに優れた使い方ができます。 出典 消費者庁 合成洗剤 消費者庁 洗濯用又は台所用の石けん 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部