「液体洗剤」VS「固形石けん」台所洗剤でコスパがよいのはどっち?洗剤を節約する方法とは?
台所洗剤を選ぶ基準は人それぞれです。液体洗剤か固形石けんかで悩む方もいるでしょう。なるべくコストパフォーマンスを意識して購入したい場合は、1回あたりの値段を計算してみるのも選択肢のひとつです。 今回は、液体洗剤と固形石けんのどちらがよりコスパに優れているのか、また洗剤の節約方法についてもご紹介します。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
液体洗剤と固形石けんはどちらが得?
今回は、A社の液体合成洗剤、B社の台所用固形石けんを使用したと想定して比較しましょう。 A社の液体洗剤は容量が220ミリリットル、値段は税込み187円で販売されています。A社によると、同製品の使用量の目安は1回1~2ミリリットルです。仮に1回1ミリリットル使用したとすると、220回使用できます。値段を使用回数で割ると、1回あたりの使用料金は約0.85円です。 一方、B社の固形石けんは、重さが110グラムで税込み159円です。使用量の目安は「よく泡立ててから」とされており、明記されていません。しかし、除菌をする際の使用量の目安があずき大(約0.2グラム)とされているため、洗浄時には少し量を増やし1回0.5グラムと仮定して計算します。 1回0.5グラムだとすると、110グラムの固形石けんの使用可能回数は220回です。使用回数から計算すると、1回あたりの使用料金は約0.72円になります。 今回のケースでは、固形石けんを使用した方が、液体洗剤よりもコスパに優れている結果となりました。ただし、洗剤会社によっては、結果が変わる可能性に留意しておきましょう。
洗剤の節約方法
洗剤を少しでもコスパよく使いたいときは、なるべく大容量のものを使用することがおすすめです。特に、液体洗剤であれば、詰め替え用ボトルが大容量で売られているケースも少なくありません。 例えば、A社の同製品で詰め替え用の大容量ボトルは、1250ミリリットルで税込み715円です。1回あたりの使用料金は約0.572円となるため、1回につき約0.278円の節約になります。通常ボトルと同じく220回使用すれば、約61.16円の節約です。 また、洗うときの泡を長持ちさせるためには、油汚れの少ないものから順番に洗う方がよいでしょう。油汚れの多いものから洗うと、泡がすぐなくなってしまうため、洗剤を足す必要があります。洗剤をスポンジにつける頻度を減らすことで、長持ちさせられるため経済的です。