ほぼ塾なしで偏差値40台から「開成」に合格した子、一体どんなことをしていたのか? 勉強時に必ず使っていた“あるモノ”とは
偏差値40台から、ほとんど塾に行かずに開成中学に合格したぎん太さん。その秘密はお母さんがいろいろな情報をカスタマイズしたり、独自に編み出してきた、おうち勉強法にありました…! お金をかけなくても、ラクに楽しく学ぶことができる! その目からウロコの勉強法を、現役高校生がゆる~いタッチで綴ります。 【漫画の本編を読む】勉強時間の長さ=勉強量じゃない! 偏差値40台から開成に合格した子が痛感した「メリット」は……
勉強時間の長さ=勉強量じゃない! 勉強時にタイマーを使うメリットって?
小学生の頃は勉強する時、タイマー付きの時計を使っていました。 短時間で終わらせることで遊ぶ時間や習い事に行く時間だけでなく、勉強時間を増やすことができました。 ダラダラやらず時間に追われて問題を解くことで集中力が増したし、アタマを速く動かす訓練になったことも良かったと思っています。
弟は物凄くのんびりした性格で、何度生まれ変わってもすぐに肉食動物に食べられるタイプの草食動物です。 予定した時間内に終わらないので母はイライラしていて、それを見て僕もイライラし、母が弟を叱らないことでさらにイライラしました。 僕のことは怒るのに「コンちゃんはしょうがないよ~」ってスタンスなのが腹立ちました。僕のことも「しょうがない」って思って温かい目で見てもらいたいです。
話がそれましたが「30分以内に終わらせてね」を「30分だけ勉強しよう」と解釈したのか、突然タイマーを止めてどこかへ行ったり遊んだりして、勉強を再開する気になったり注意されるとまたタイマーを再開するコンちゃん。 残り時間の表示がデジタルなのが見づらいんだと気が付いた母が、残り時間が色で表示される時計を買って来ましたが、手遊びしていて設定時間が終わってしまっても弟は焦らず勝手に延長していました。 勉強の時は「勉強量が減る」だけなので良いですが、自宅受験のテストものんびりやるので困りました。 対処法は「見守っている(見張っている)こと」で、母がタイマーを見て「残り◯分だよ!」と教えてあげていました。 そんな感じのコンちゃんも最近になって決められた時間内に決めた作業を終わらせる事ができるようになってきて「何かができるようになる時期」は個人差が激しいものなんだなと実感しました。 それからコンちゃん曰く「大抵タイマーを設定したことを忘れている」そうで、本人に急ぐ気や勉強する気が無いわけじゃないかもしれないので、母の他にも誰か「タイマー付時計買ってあげて損した。ストップウォッチでよかったじゃん」って思ってる人や僕みたいに「何でちゃんとやらねーんだ」ってイラついてる人がいたら、子どもに優しくしてあげて欲しいです。