年収「300万円」なのにクレジットカード審査に落ちたという息子。私はそのくらいの年収で作れたのですが「基準」が変わったのでしょうか…?
クレジットカードを申し込んだ際、審査に落ちてしまうケースがあるでしょう。年収300万円でも審査に落ちてしまう可能性は十分に考えられ、何が理由で落ちたのかが知りたい人がいるかもしれません。 この記事では年収300万円でもクレジットカードの審査に落ちてしまう理由をご紹介します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
年収300万円でもクレジットカードの審査に落ちてしまう理由
結論から書くと、基準よりも、その他の要因で年収300万円でもクレジットカードの審査には落ちてしまう可能性があります。これは審査の際にさまざまな要素が考慮されると関係しており、おもには以下の内容が審査に用いられているようです。 ・クレジットヒストリー ・借り入れ状況 ・申し込み内容 ・勤務先や居住年数などの要因 上記の内容について、詳しく見ていきましょう。 ■クレジットヒストリー クレジットカードの審査をする際は、クレジットヒストリーが重要視されると考えられています。クレジットヒストリーとはクレジットカードやローンの利用履歴のことであり、信用情報期間に記録されているようです。 例えば過去に3ヶ月以上の支払い遅延を起こしていたり、何度も延滞していたりした場合には、金融事故として取り扱われるケースもあるでしょう。金融事故の情報が記録されると、ブラックリストに入ってしまい、クレジットカードの審査に落ちてしまう可能性があります。 クレジットヒストリーに問題があると、どれだけ年収があったとしても審査には通りにくいようです。このことから、クレジットヒストリーは審査に影響を及ぼす要素と考えられます。 ■借り入れ状況 他社からの借り入れ状況も、クレジットカードの審査にかかわる要素の1つと考えられています。消費者金融や銀行カードローン、キャッシングやリボ払いなどが対象となり、借り入れ状況が不利に働くケースも珍しくないようです。 なお、住宅ローンや自動車ローン、奨学金などは借り入れ状況の対象外になるとされています。そのため、これらのローンを組んでいる場合は、特に心配する必要はないと考えられるでしょう。 ■申し込み内容 申し込み内容に不備がある場合、審査に落ちてしまう可能性があります。例えば提出書類が足りていなかったり、申し込み内容と提出書類の記載されている内容に差異があったりすると、申し込み不備として取り扱われてしまうようです。 また、申し込み書類を修正液や修正テープで訂正した場合も、不備になってしまうことがあります。仮に書き間違えてしまった場合は、修正するのではなく、新しい申し込み書類を用意して書き直しましょう。 ■勤務先や居住年数などの要因 これまで紹介した内容以外にも、勤務先や居住年数などの要因が関係して、クレジットカードの審査に落ちるケースがあるようです。例えば転職したばかりで勤続年数が短かったり、現在の住まいでの居住年数が短かったりすると、審査に落ちてしまうでしょう。 もし転職が決まっているなら、転職が完了する前にクレジットカードを申し込むとよいかもしれません。居住年数はそのほかの要因に比べると影響はあまりないと考えられますが、可能であれば住所が変わる前にクレジットカードの審査を行っておきましょう。