ハイチ首都の国際空港が再開 警官派遣計画は最終段階に
ポルトープランス、ハイチ、5月21日 (AP) ― カリブ海の島国ハイチの首都ポルトープランスの国際空港は、武装集団による相次ぐ暴動で閉鎖されていたが、5月20日、およそ3カ月ぶりに再開された。 3月以来初の旅客便は、離陸までエアコンが効かないため汗だくの客を乗せ、予定より2時間近く遅れて、マイアミに向けて出発した トゥサン・ルベルチュール国際空港の再開によって、欠乏していた医薬品や日用品の危機的な不足が解消されると期待されているが、港湾施設は機能しておらず、首都の8割は依然として武装集団が掌握している。 米国を拠点とする航空会社は5月下旬か、6月上旬まで運航を再開する予定はないという。 ケニア政府当局によれば、東アフリカ諸国から警察官を派遣する計画は最終段階にあるという。 ケニアとハイチは3月、ハイチに1000人の警察官を派遣する協定に署名した。 バハマ、バルバドス、ベナン、チャド、バングラデシュなどがケニア軍を支援する予定だが、これらの国がいつ到着するかは、明らかになっていない。 (日本語翻訳・編集 アフロ)