降格決定のローソン、Q1で3番手「強力なマシンがありながら最後尾スタートは残念」予選は角田のサポートに専念
2024年F1アメリカGPの土曜、RBのリアム・ローソンはスプリントで16位、予選では15番手という結果だった。 【写真】2024年F1第19戦アメリカGPスプリント リアム・ローソン(RB) ローソンは、パワーユニット(PU)のエレメント交換のペナルティにより、決勝を20番グリッドからスタートすることが決まっており、それを考慮して予選を戦った。 Q1は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に続く3番手で通過。このタイムはQ3進出が可能なものだった。 Q2ではタイムを記録することなく、チームメイト角田裕毅にトウ(スリップストリーム)を与えて協力した。 ■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム) スプリント 16位(15番グリッド/タイヤ:ミディアム) 予選 15番手(Q1=3番手1分33秒339:ソフトタイヤ/Q2=15番手ノータイム) Q1ではとても強力なペースを発揮することができた。昨日の状態からマシンにポジティブな変更を加えた結果、こういうパフォーマンスを発揮できたのは素晴らしいことだ。 予選では、Q1を通過した後、裕毅をQ3に進めるため、ストレートでスリップストリームを与えることに集中した。2周目のラップはとてもうまくいったが、それでも十分ではなかった。(Q3進出まで)あと一歩だったから、残念だった。 明日はトリッキーなレースになるだろう。長いDRSゾーンはあるけれど、オーバーテイクは難しい。DRSトレインに入り込んだら、ペースに明らかなアドバンテージがなければ、抜くことはできない。 何が起きてもおかしくないし、明日に向けてポジティブな要素をたくさん見つけることができた。それでもポイントを獲得するのは簡単なことではないだろう。 これほど強力なマシンに乗れることはうれしいけれど、だからこそ、ペナルティを受けなければならないことが残念だ。でもマシンから最大限の力を引き出して、今後の数戦で役立てるため、できるだけ多くのものを持ち帰ることを目指す。 [オートスポーツweb 2024年10月20日]