サラー、パーマー…2024-25シーズン前半戦のプレミアリーグベストイレブン
AM:コール・パーマー(チェルシー)
少し前まで、コール・パーマーはイングランドで有名な選手とはまったく言えない存在だった。それが今や、国内外で最も有名なサッカー選手のひとりとなり、彼の象徴的なセレブレーションはサッカー界だけでなく世界中に広がっている。 パーマーの今季のリーグ戦でのゴールとアシストは合計17で、サラーを除く誰よりも多い。9月にプレミアリーグ史上初めて前半だけで4得点を決めるという、驚異的な記録を打ち立てた。 チェルシーの驚くべきタイトル争いはパーマーの活躍を中心に展開されている。チェルシーがリーグ優勝を果たすことになれば、2017年以来初めてスタンフォード・ブリッジに訪れるその栄光への道のりに大きく貢献しているのはパーマーだと断言できるだろう。
LW:ブカヨ・サカ(アーセナル)
そう、もちろん、ブカヨ・サカは左ウイングではない。それはわかっている。だけど、それがどうしたのか? これまでのところ、プレミアリーグで最高の3人と言えば、サラー、パーマー、そしてサカである。ところが、この3人は、ほぼ同じポジションなのだ。3人全員をこのリストに挙げるために、ポジションを無視したことはお詫びする。いいや、この謝罪は撤回しよう。この3人が何らかの形でベストイレブンに選ばれることは間違っていないはずだ。 これまでのところ、純然たる左ウイングで活躍している選手はいない。スピリチュアルなレベルでサカをここに押し込んでもいいではないか。これまでに得点とアシストで合計15ゴールに貢献しているのだから。
CF:アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
そう、これは最も論争を呼ぶ選択だろう。だが、ちょっと待て。実にシンプルな考えがあるのだ。 彼自身、そしてマンチェスター・シティも絶不調が続いているというのに、アーリング・ハーランドは今季のプレミアリーグで最多得点者であり続けている。確かに13得点のうち10得点は9月中旬までに決めたものだが、それでもセンターFWの選手たちの中では依然として先頭を走っている――ゴールデン・ブーツ賞争いに関してはサラーが15得点で先を行っているにしても。 ストライカーというポジションは、数字だけで判断することができる唯一のポジションかもしれない。誰が良くて誰が良くないか、ストライカーは簡単に分かる。 シーズンが終わった時、ハーランドがチーム内でどんな立ち位置にいるか、確実なことはわからない。アレクサンダー・イサクとニコラス・ジャクソンがすぐ後ろに迫っている。ノルウェー代表の得点マシンは、長くこのポジションを維持するため、得点を決め続けなければならない。
ショーン・ウォルシュ