「余命1年」治療第2弾がん免疫療法のリアルな効果 副作用は軽く、旅行に行けるほど体調良好だったが
■抗がん剤の適度な投与用量は? 抗がん剤や免疫チェックポイント阻害薬などの点滴時における用量(投与量)はいったいどうなっているのだろうか。主治医がこの情報もぜひ書いたほうがいいとアドバイスしてくれ、その情報を送ってくれたのでご紹介する。 ①GCarbo療法 カルボプラチン:腎機能に応じて投与量変更。さまざまな計算方法がある。 ゲムシタビン:体表面積(BSA)に応じて投与量変更。1平方メートル当たり1000mg。例えば身長175cm、体重65kgの場合だと約1.79平方メートル(デュポア式)となり、投与量は1790mlとなる。私の場合はBSAが約1.7平方メートルのため1700mgだった。
②アベルマブ療法 バベンチオ:体重に応じて投与量変更(10mg/kg)。バベンチオ投与時の体重は54kgまで減っていたので、1回あたりの投与量は540mgだった。 ③エンホルツマブ ベドチン療法 パドセブ:体重に応じて投与量変更(1.25mg/kg)。体重54kgであれば67.5mgとなる。 ※治療を続けているうちに体重の変化(減少)がみられるので、それに合わせる必要があるということだ。
山田 稔 :ジャーナリスト